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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年10月21日

空飛ぶ燃えるハート?

写真は、ご存じ「橋本コレクション」

よりルネッサンス期の結婚指輪として

使われていた「ギメルリング」です。

2本のリングが絡み合って1本のリング

になるこのギメルリングは、指から

はずして広げると、写真の通りメッセー

ジが現れます。

“IN LIEB UND LEID GOT BEW AR UNS BEID”
(ふたりの愛と悲みから神のご加護を)

と記されているのですが、それよりも

驚くのがエナメルで彩られた内側の模様

です。

燃えるハートに羽が生えていたり、勿忘草

の下で手を結ぶモチーフであったり、

今の女性にお聞きしても、あまりにも

メッセージが強烈過ぎて少し気味が悪い。。

などのご意見も頂くことが多いのですが、

これには、リングがつくられた時代背景

を見ていくと納得します。

この時代は、悪いことをしても教会で

免罪符を買えば紙に許されるとされ、

クリスチャンが堕落していた時代だそう

です。そこに現れたのはマルチンルター

ローマに90回以上の抗議(プロテスト)

をして後にプロテスタントと呼ばれて

行きました。マルチンルターは、

元修道院にいた女性にギメルリングを

贈って結婚し、宗教革命家と呼ばれま

した。

結婚を神聖なものに戻すために、男性

には自分の持てる限り高額で立派な

リングを贈ることにより軽はずみな

結婚を認めないという風潮が広まり

ました。

ですから、お嫁さん候補にプロポーズ

する時だけのリングではなく、前もっ

てお嫁さんの好みのデザインなどを

ひっそりと調べてつくったそうです。

それを聞くと、このデザインも

かわいく見えてきます。

その当時の男性は、結婚するため

に頑張っていたのですね。
  


Posted by 森 孝仁 at 20:29Comments(0)ジュエリー

2009年10月21日

ジュエリーの存在価値と同じようなもの


東京新橋駅のホームとホームの間

にひっそりと佇む「汽笛一麗」、

新橋地下鉄開業記念1970年?の

文字が見て取れます。

あっても無くても、関係ない人には

意味のないものかも知れません。

しかし、あの当時の地下鉄の工事

です。事故もあったでしょう。

怪我もひょっとしたらお亡くなりに

なられた方もいらっしゃったでしょう。

その時の関係者にとっては特別な「碑」

だと思います。

いま乗ってる電車も、モノレールも

皆、誰かが残してくれたものなの

だから、大切にしないと。。。

宝石ジュエリーも同じように、

関係のある人には特別なモノです。

大切にしたいですね。  


Posted by 森 孝仁 at 06:26Comments(0)今日の出来事