プロフィール
森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 天然石・パワーストーンへ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 京都情報へ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人

2008年10月31日

モリスブライダル イン 水戸のジュエリーネモト 

茨城県のジュエラーといえば、水戸のジュエリーネモト

の社長さん、根本充位氏。

山梨甲府の宝飾専門学校を卒業され、真珠を研究され、

JBS宝石品質判定のディプロマでありGIA.G.Gです。

モリスブライダルは茨城県では、ジュエリーネモトさん

が特約店で唯一ご覧いただけるお店です。

モリスブライダルは、ご好評いただいておりますが、

問題は、「ルビーの数が少ないこと」です。

ミャンマー産の無処理で美しいルビーは、通常とてもお高い

ハイエンドジュエリーに使われる特別な宝石です。

2mmの小さなルビーでも、1ctを超える立派なもの

と同じように、大切にされて日本にやってきます。

もちろん、すべてのルビー(1mmのものでも)の内包物

インクルージョンの写真がついています。

(今日も三条店のミヨテ店長はヤンゴンでモリスブライダル

の小さな宝石たちのカット研磨に奮闘中です)

私は、ルビーのインクルージョンは、ルビーの「個性」

だと思っています。ルビーを大切にするということは、

個性を好きになる」ということです。

結婚は。。。お互いの「個性を愛し合う」ことなので、

ルビーのインクルージョンは、それを誓った時をいつまで

感じさせてくれる「2人の愛のレトルトパック」で

ありたいと思います。

「  


Posted by 森 孝仁 at 17:40Comments(0)ジュエラー

2008年10月30日

約100年のティファニーのリング

今から約100年前に作られた、ヒスイとゴールドの

リングです。(橋本コレクションより)

アールヌーボー調の左右非対称のデザインといい

瓢箪のなっている紋様が彫られたヒスイから流れる

ようなラインで蔦のようにリングの腕につながって

行きます。下村女史いわく、「ルイス コンフォート

ティファニーらしいセンスと素晴らしいものをつくる

妥協しない姿勢が形になっている」とのこと。

なるほど。。しかし。。。

何が素晴らしいかというと、ルイスCティファニー

の作品をティファニージャーパンを立ち上げられた

下村女史の解説をお聞かせいただけることです。

ジュエラーとしては、これほど光栄なことは

ありません。


  


Posted by 森 孝仁 at 22:14Comments(0)ジュエリー

2008年10月29日

約4000年前のリングが教えてくれるもの



スカラベリング。

スカラベとは「糞ころがし」ですが、牛の運をコロコロと

転がしていく昆虫ですが、糞の中に卵をうみ、中で育った

幼虫が成虫になった時に糞の中から突然現れるので、

エジプトでは、「再生」「復活」を表すシンボルだった

とか、また転がす糞が、太陽神を信じるエジプトの王様

には、縁起がよく映ったのか?

それにしても。。。

近々博物館行きになるだろうといわれている考古学的に

価値の高いリングを手にとってお見せいただく機会を

ご用意いただける橋本氏、そして諏訪会長に感謝です。

それから、見てください。。このアメシストの色ムラ。。

いまの価値観だと、宝石としてのレベルは低く認識され

ますが、宝石は、元々不完全なもの。

その不完全性を個性として愛せるかどうかが大切だと

思います。

それを教えてくれるリングでした。
  


Posted by 森 孝仁 at 23:06Comments(0)ジュエリー

2008年10月28日

私のたからもの

これは、ミャンマー北部ナヤン鉱山のザッポーと

いうところから産出したルビーの原石です。

この真上から見た時に、イスラエルの国旗のような

星印がでるのが気に入っています。

ずっと着けていると、無いとすこし不安な感じです。

お守りのようになってしまいました。

私の次に誰が持ち主になるのでしょうか?

それまで大切にしなくては。。


  


Posted by 森 孝仁 at 17:58Comments(0)ルビー

2008年10月26日

3500年も前のジュエリーから感じられるもの

諏訪会長のお声掛けで、近い将来、博物館にて展示される

歴史的なリング(橋本コレクション)を手にとって見せて

いただけます。本当にありがたいことです。

写真は、3500年前のエジプトのリングです。

リングといっても腕の部分はすでに紛失していますが、

牛の頭ははっきりと残っていますし、ベゼルの部分の

細かい細工に驚きます。

裏側には、王国の最高神「アメン ラー像」が陰刻されて

おり、解説では、バビロニア王が兄弟のエジプト王に

贈ったものかも。。といわれていますが、フェラオ自身

がつけたものではなかったようです。

「牛さん」はこの時代、神様だったのか?

3500年の時を感じさせないのは、やはり宝石のすごさかも

しれません。3500年前からほぼ完全な形で残っているものは

意外と少ないのではないでしょうか。



  


Posted by 森 孝仁 at 21:09Comments(0)今日の出来事

2008年10月25日

色々と勉強になります

為替相場、1米ドルが91円以下になりました。

つい最近まで110円台半ばだったことを考えると

20%以上も貨幣価値が低下したわけです。

日本円だけ高くなってしまうのは、いろいろと金融上の

仕組みが関係しているそうですが。。。

専門家でない私は、この先どうなるのか分かりません。

ただ「お金」と呼ばれる「紙幣」が、普遍的な価値ではなくて

紙に書いた数字であり、相互の信用の上に成り立っていて

周辺の環境で価値が大きく変わるのだということを自覚させて

いただくにはいい機会だったのかも知れません。

国がなくなったら紙幣は、紙になってしまうわけですから。

そういえば、クレジットカードだと「紙に書いた数字」すら

無いのです。信用があることを前提に成り立っている。

そういう、人の信用の上で成り立っていたはずの経済なのに、

人の信用を使いこんで自己破産する人が多いと、それは怖い

ことになりますね。

米国のサブプライムローンの問題は、そういうことなんでしょうか?

借りた人に問題があったのか? 貸した人に問題があったのか?

人に信用していただこうとすると時間がかかるのに、信用を失うのは

一瞬だということを教えていただいているような出来事です。

失った信用を取り戻すのは大変ですしね。

お金を使わせていただくというのは、信用を使わせていただいて

いると考えるなら、有効に使わせていただかないと。。

色々と勉強させていただけます。

写真は全く関係ないのですが、かわったインクルージョンです。


  


Posted by 森 孝仁 at 10:40Comments(1)今日の出来事

2008年10月24日

表情のあるインクルージョン

かわいいインクルージョンです。

「Badboy」のキャラクターみたいに見えてくる

のです。

表情があっていいですね。

  


Posted by 森 孝仁 at 15:34Comments(0)ルビー

2008年10月23日

糖蜜状組織

これは、「糖蜜状組織」と呼ばれるルビーの結晶

が成長したあと。。

分かり易いですね、ハチミツと水を混ぜた後に

見られる、模様とよく似ていることから、そう

呼ばれたのですが、先日、ハチミツと水を混ぜて

かき回わすと、写真の追うな模様が出てきて感動

しました。

  


Posted by 森 孝仁 at 21:39Comments(0)今日の出来事

2008年10月22日

ルビーは、貴重なもの

ミャンマー産の無処理で美しいルビーは宝物です。

原産地でモゴックのある鉱区でとれた一か月分のルビー。

この中から宝石になるルビーはどのくらいとれるでしょうか?

以前に1ct以上の宝石としてのルビーが、どのくらいの確率

で出てくるか? 調べてみたのですが、モゴック鉱山のT鉱区

では、2000個の原石に1個でした。

無処理のルビーだからといって、すべてが宝石になるわけでは

ありません。

鉱山の皆さん、本当にご苦労さんです。

  


Posted by 森 孝仁 at 22:24Comments(0)ルビー

2008年10月20日

空飛ぶポケモン

この全日空「ポケモン号」はいいですね。

特に、尾翼のポケモンの笑う顔が最高です。

朝見ると元気が出てきます。

ポケモン号は、北海道方面に飛んで行きました。。

  


Posted by 森 孝仁 at 10:27Comments(0)今日の出来事

2008年10月19日

不思議な六本の線。。スタールビー

ルビーをはじめ、いろいろな色目のサファイアに見られる

スター効果(アステリズム)はとても不思議な感じがします。

ルビーの中に育った、針状のルチルの結晶が120°と60°で

規則正しく交わり、ある程度の密度で混入した場合に現れる

効果ですが、ルビーの上でふらふらと動くスターを見ていると

そう思います。

顕微鏡でルチルの針状結晶を見るとスターの原因はわかるの

ですが、昔の方はこのスターを見た時にどう思ったのでしょうか?

神秘的なものを感じたに違いありません。

  


Posted by 森 孝仁 at 11:48Comments(0)ルビー

2008年10月18日

早いもので、もう5年たってしまった

この写真は、初めてミャンマー最北部カチン州のNam-Ya鉱山

に行った時のもので、もう5年にもなります。

ジュエラーが公式に、この鉱山に入ったのは初めて

だったそうです。

その後、ミャンマーに「Mori's Myanmar Co.,Ltd]ができ、

「ルビー研究所」「カット研磨工房」ができ。。。

ミャンマー産の無処理で美しいルビーがお届けできるように

なりました。

でも、考えてみるとミャンマーの同志や日本の皆さんのお陰

なのです。自分ひとりでできることなんか何もなかった様に

思います。

うれしいことです。

ありがとうございます。

  


Posted by 森 孝仁 at 22:18Comments(0)ルビー

2008年10月17日

野口英世博士が、恋をした通り。。。青春通り

会津若松市では、野口英世博士の看板が町のいたるところに。。。

そして、「野口英世青春通り」には、こんな看板がありました。

「ここは、野口英世博士が15歳から19歳をすごした地です。

学び、悩み、恋をし、そして傷ついた街です。。。。。省略。。。

。。。そして大いなる人類愛へと飛び立った夢の滑走路だったのです。。。」

私が感じたのは、野口英世博士もそうですが、それを後世に

しっかりと伝えていく地元の方々だと思いました。

忙しい今の世の中ですから、すぐに「過去の人」になって忘れ

られていく風潮がありますので、この看板を見てものすごく

新鮮で、人間味を感じます。

会津若松の皆さんっていいなと。。。

それにしても、このデフォルメした「野口博士」かわいいですね。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:42Comments(0)今日の出来事

2008年10月16日

1000円札の野口英世は会津若松出身

今日は、「白虎隊」や「野口英世」で有名な福島県の会津若松です。

世界的に有名な医学者 野口英世を輩出した地ですが、

私も1000円札で毎日のようにお会いしています。

さて、この会津若松に「野口英世青春通り」という通りが

あります。

地元の粋な商店街ですが、なんと!その名付け親は、地元では

知らない人がいない「ジュエリーオ―スカ」の大須賀社長さん。

野口英世のお話を聞いてみると。。。

会津若松出身で、その後アメリカにわたり活動していた医学者で

かなりの暴れん坊だった様子。

同僚がアフリカで黄熱病の研究中に感染、亡くなった

のを聞いて、自らアフリカに乗り込んだ熱血漢だったようです。

その後、研究が成功しましたが、帰国前に自身も感染し帰らぬ

人となったのは有名な話です。

80年も前に世界中を飛び回って医学の発展に尽す。。

何とすごいことでしょう。

大須賀社長いわく、「豪快」な方だった様です。

そういうお話を聞けるだけでも、何か得をした気になります。

写真は、「会津若松のホームページ」から頂戴しました。

  


Posted by 森 孝仁 at 07:57Comments(0)今日の出来事

2008年10月15日

日本は災害に強い国?

新潟駅です。

先ほど、中越沖地震で被害が大きかった地域の山際を

バスで通ってきましたが、もう普通の町に戻っていました。

地震大国の日本ですから、七転八起というのでしょうか、

非常に立ち直りが早いですね。

中国の広東省では、大雪の大停電の被害が、まだ完全に

復旧していないところもあると聞いています。

災害が多いから、自然にそれに備えているでしょう。

もちろん災害は無い方がいいのですが、災害にあっても

辛抱強くその場で復旧を進め、立ち直っていくのは、

日本の良さだと思いました。

新潟の皆さん本当にご苦労様です。

  


Posted by 森 孝仁 at 15:54Comments(0)今日の出来事

2008年10月11日

デスクトップ

ルビーの赤色と光の反射が美しい模様を

見せてくれます。

この不規則な天然の結晶が成長した跡、(成長線)と

人が研磨した跡が、うまく融合して、ミックスされて

偶然に美しく見える。。。素晴らしいなと思います。

この写真を撮ったのは、モリスミャンマールビー研究所の

研究員チョーミンナイ君です。

今月の私のコンピューターのデスクトップの

背景はこの写真です。


  


Posted by 森 孝仁 at 09:36Comments(0)ルビー

2008年10月09日

シュワッチ! に見えるのは私だけ?

それが。。どうした!といわれそうですが、

このインクルージョン「シュワッチ!」と

ウルトラマンが飛び出してきそうです。

。。。がそういう風に見えるのは私だけでしょうか?

  


Posted by 森 孝仁 at 17:30Comments(0)今日の出来事

2008年10月08日

自然の芸術 ルビーの中

ルビーのインクルージョン(内包物)はどうやって

できるのか?

ダニエル博士によると、宝石ができる環境がある岩石の

隙間にマグマなどにより超高温になり変性したマーブル

(大理石)の中で生まれるのが、ミャンマー産のルビー。

そしてマグマが通った周辺の編成した時に、母岩(ルビー

が育った岩石)がやはり変性し、ルビーの中に結晶化する

こともあるそうです。

アパタイトという結晶もそうではないか。。と。

私たちが見ている「スタッビイ状結晶インクルージョン」は

アパタイトが多いそうですが、それが、結晶する前は

母岩だったとは、なんとロマンチックな。

お母さんの中で育ったルビーの中にお母さんの結晶が

入っているなんて、なにか人間のDNAっぽい話で感動

しますね。

自然の芸術だと思います。

写真は、スタッビイ状になっていませんが、きれいな結晶

です。生きているみたいです。

  


Posted by 森 孝仁 at 15:44Comments(0)ルビー

2008年10月07日

水戸のジュエラー 根本社長

水戸のジュエラー根本さん

ジュエリーネモトの社長さんですが、

実は、私たち一緒に宝石の鑑定士専門学校のクラスメイト

なのです。

一緒に勉強したのが、ついこの間の様に感じます。

ジュエリーネモトさんは、ブライダルジュエリーに強い

ジュエラーです。

茨城県では、唯一モリスブライダルが見ることできる

お店です。昨年、リニューアルオープンしてますます

パワーアップの「水戸のジュエラー根本さん」。

とても気さくで、信頼できる社長さんです。

お店の中で「がぁはははははっはっははは。。。」って

大きな声で笑われている人がいたら、それは根本社長です。

  


Posted by 森 孝仁 at 19:32Comments(0)同志、知人

2008年10月05日

仲のいい夫婦のシンボルになりたい

ミャンマーでお寺にお参りしていたときのこと、

60代前半のカップルが本当に楽しそうに歩いて

いました。雰囲気から間違いなく夫婦ですが、

おそらく35年ぐらい仲良くされてきたような

気がしました。

職業柄、ついつい手元を見てしまうのですが、

金色のリングがペアーでお召しになられていました。

デザインは、普通の「輪っか」リングですが、

ずっと一緒に過ごしてこられた時間を感じました。

日本だと、還暦をお迎えになられる夫婦が手をつないで

歩いていると、冷やかされるかもしれませんけど、

こういう文化は輸入したいものです。

好きで一緒にいるわけですから。。。

私たちのモリスブライダルは、そういう夫婦のシンボルに

なりたい。



  


Posted by 森 孝仁 at 19:10Comments(0)ジュエリー