2008年10月29日
約4000年前のリングが教えてくれるもの

スカラベリング。
スカラベとは「糞ころがし」ですが、牛の運をコロコロと
転がしていく昆虫ですが、糞の中に卵をうみ、中で育った
幼虫が成虫になった時に糞の中から突然現れるので、
エジプトでは、「再生」「復活」を表すシンボルだった
とか、また転がす糞が、太陽神を信じるエジプトの王様
には、縁起がよく映ったのか?
それにしても。。。
近々博物館行きになるだろうといわれている考古学的に
価値の高いリングを手にとってお見せいただく機会を
ご用意いただける橋本氏、そして諏訪会長に感謝です。
それから、見てください。。このアメシストの色ムラ。。
いまの価値観だと、宝石としてのレベルは低く認識され
ますが、宝石は、元々不完全なもの。
その不完全性を個性として愛せるかどうかが大切だと
思います。
それを教えてくれるリングでした。