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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年10月04日

宝物をお届けするって。。。

私たちモリスは「宝物」をお届けするんだ、と

鉱山~ヤンゴンのカット研磨工房、ルビー研究所、

京都三条店の仲間たちと日々頑張っていますが、

私たちが「宝」と感じているルビーについて、私たち自身は、

ルビーの事をどのように認識しているのか?

私たちが「宝さがし」といって探し回っているのは

太古より大切にされてきた宝石「ルビー」です。

宝の石と書いて「宝石」ですが、宝ということば

を三省堂の辞書で調べてみると。。。

(1)世にまれで、貴重なもの。金・銀・珠玉・綾・

 錦・名刀などの類。宝物。財宝。

(2)かけがえのない大切な人や物。

 「子―」「国の―ともいうべき人物」

(3)金銭。

と出てきます。

(1)と(3)では、希少で、貴重で、金銭価値があって

。。。ということになるのでしょうか?

いわゆる客観的な視点です。宝石としてとても大切な要素です。

対して(2)は宝をとらえる視点が「個」に向いている

ようです。主観的な目線というのでしょうか?

「はじめてのデートの時に、山で拾ったきれいな白い石は、

2人の宝物」というような、「想い」が重要になります。

「私のかけがえのない。。。」という文言にぴったりだと

いえ私たちモリスの「宝もの」のコンセプトです。

理屈的なのは(1)と(3)、感情的なのが(2)と

言えます。

宝石「ルビー」を見るときは、宝石の種類や原産地、

処理の有無。。。と続き、「鑑別書」「分析結果報告書」

などのデータや書類など、いわゆる「理性的」な面も大切

にしなければならないのは勿論ですが、前述の(2)の

部分「感性的」な視点も大切にしなければ、宝石そのもの

を形成する(1)(3)の意味さえなくなってしまう様な

気がします。

モリスが、宝石「ルビー」を見ていく時、(1)と(3)は確実である

のが前提とした上で、(2)かけがえのないものだと感じられる

のかどうか? そう信じてお持ちいただいて私たちが恥ずかしくないか?

という目線でルビーと向き合っています。



  


Posted by 森 孝仁 at 18:19Comments(3)ルビー