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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年12月31日

今年もありがとうございました。

12月31日になりました。

今年もあと1日ですが、皆様にとって今年はどういう

一年だったのでしょうか?

私たちモリスにとっては、素晴らしい1年でした。

多くの素晴らしい方々とお会いすることができました。

素晴らしいルビーにも会うことができました。

そして、なにより「モリスブライダル」が船出できました。

本当にありがたいことです。

モリスブライダルに使われるルビーは、0.3ct以下の

「無処理で美しいけど小さなルビー」「小さな宝物」

です。実は、この小さな宝物は、ミャンマーでお世話に

なっている多くの仲間たちの尽力がないと集まらない

ものなので、原産地の方々のお役に立てるのです。

「立派なルビー」皆さんにでお世話になっているだけに

この「小さな宝物」には力が入ります。

モリスミャンマーのカット研磨工房では、小さなルビー

研磨作業に追われてドタバタですが、嬉しいことです。

今年は、皆様にお世話になり、本当にありがとうございました。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

来年もよろしくお願い申し上げます。


  


Posted by 森 孝仁 at 09:20Comments(0)今日の出来事

2008年12月30日

ピジョンブラッドだから良いのか?

ルビーの魅力も人間と同じようなもので、自分が

好きになるのと、他人が良いというから、よく見え

て、でも一緒なると。。。そうでもなかった。。と

いうことが良くあります。

下の写真は、ある鑑別機関が「ピジョンブラッド」

=「鳩の血の色」と表現してくれたルビーです。

とても美しい私のお気に入りのルビーでした。

それでは、このルビーがピジョンブラッドという名前

が付かなければ、好きにならなかったのか?

関係なかったでしょう。

どんな品質か? というよりも、

好きかどうか?

が大切だと思います。

理論的な側面からお手伝いする

のがジュエラーで、自分の宝石は、

自分の感性を大切にして

選ぶのが正しいと思います。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:13Comments(0)ルビー

2008年12月29日

つづき。。。ルビーの中に

朝の続きですが。。。

その白い母岩(大理石です)の中で育ったルビーの中を

顕微鏡で見てみると、母岩=岩石の成分が結晶化した

ものが入っているケースが多いのです。

ルビーを育てた母岩の結晶がルビーの中に見ることができる

というのも何か人間の親子みたいですね。



  


Posted by 森 孝仁 at 17:41Comments(0)ルビー

2008年12月29日

ルビーは愛の色

今年に発表したモリスブライダル(結婚リング)の

カタログの1ページ目に載せている一言ですが、

ルビーとは、元々、旧ラテン語で「赤」という意味

です。

ニューヨークのキャッチコピーで「I❤N.Y」って

いうものをご覧いただいた方は多いと思いますが、

ハートマークは「赤」です。

ハートは赤が一番似合っていると思います。

(やっぱり黒で書くと変ですね)

結婚生活で一番大切なのは「愛」ですが、その

シンボルマークが「赤いハート」だということです。

「ルビーは愛の色」だと思います。

ちなみに私のリングの裏側には、ナヤンのルビーが

入っています。

写真は、モゴック鉱山のルビーが育つ様子です。

白雲石灰岩の中にポツンと生まれたルビーの原石です。

母岩の中で育つルビーを見ているとやっぱり

「愛の象徴」らしいと思います。

  


Posted by 森 孝仁 at 07:07Comments(0)ルビー

2008年12月28日

ミャンマーの古いリング

これは、ミャンマーの昔の都 「パゴー」から

出土したルビーのリングです。

今から400年~200年前のモノと推定されますが、

ルビーの美しさは勿論ですが、このゴールドの

リングは、細い部分もすべて中空になっています。

著名な職人に聞いても、どうやって作ったのか?

分からないそうです。

この時代は、金がとても貴重だったようですね。

そして、ミャンマーではこの時代、ルビーは

貴族の持ち物だったようです。

どんな方が持たれていたのでしょうか?

その当時に想いを馳せるのでした。

  


Posted by 森 孝仁 at 19:38Comments(2)ジュエリー

2008年12月27日

リビングルームに飾っておきたい

これは、ルビーの内側を顕微鏡で撮影したものですが、

何か画家の筆使いのような感じが魅力です。

とても美しいと思います。

これは、モゴック鉱山のテンシュータン鉱区からやって

きたルビーのものです。

リビングルームに飾ってあってもいいな。。と思います。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:36Comments(0)ルビー

2008年12月26日

名城 熊本城

今日は仕事で熊本に行きましたが、熊本といえば

加藤清正のお城「熊本城」です。

なんでも、天守閣は明治のはじめに焼失してしまい、

今の天守閣は昭和30年代に有志が、その当時で

5000万円寄付して再建したものだそうです。

改装中の様でしたが、それでも難攻不落の名城は

威風堂々としていました。

  


Posted by 森 孝仁 at 21:47Comments(0)今日の出来事

2008年12月25日

メリークリスマス

メリークリスマス

日本古来のお祭りではありませんが、

お祭りはいつも楽しいものですね。

  


Posted by 森 孝仁 at 11:34Comments(0)今日の出来事

2008年12月24日

三条大橋のトビくん達

京都の三条大橋、スターバックスコーヒーの前に

立っていると、大きなトビが人の頭スレスレに

飛んでいくの見かけます。

皆さんも慣れているので、驚きませんが、目は

猛禽類のそれです。

カラスなどと比べると見た目は怖いですが、

性格はおっとりとしているのが「三条大橋のトビ」

の特徴でしょうか。

ポテトチップスなどを橋か1枚、ポイッっと投げと

どこからともなくやってきます。



  


Posted by 森 孝仁 at 16:42Comments(0)今日の出来事

2008年12月23日

時間とともに輝きを増すもの

宝石ジュエリーは、長い時間を共に過ごすことで

その存在価値が増していく「モノ」の典型です。

私は、ルビーの原石をリングに留めて、もう何年も

同じものを身に着けています。

1年目は、普通の宝飾品

2年目は、自分のトレードマーク

3年目は、。。。だんだん無いと不安になる

4年目は、思い出とリンクし始める

と徐々に自分に無くてはならない存在になって来ま

した。

ルビーの原石はどうしようもないとして、リングの

デザインなどに「もう少しここを変更したら。。。」

なんて考えていたのですが、3年もすると愛着が湧いて

きます。自分の思い出とリンクしてくるからでしょう。

毎日のファッションと合わせて取り替えていくのも

ジュエリーの楽しい使い方ですが、中には、ずっと

肌身離さない宝石ジュエリーもおススメです。

ただの宝石「モノ」ではなくなって行きます。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:27Comments(0)ルビー

2008年12月22日

ディズニーランドを上空から発見

羽田空港へ着陸する直前に何気なく窓の外を見たら。。

東京ディズニーランドが下に見えました。

午前10時だというのに、大勢の人が入場している

様子が見えました。

東京湾に、ロードオブザリングに出てくるような

ディズニーランドに入場したら、そこは

ファンタジーワールドなわけですからお城が立っているの

を見て、びっくり。ディズニーさんの想いがかなったのかな

。。。と思いました。


  


Posted by 森 孝仁 at 18:04Comments(0)今日の出来事

2008年12月21日

ちょっとした差で大きな価値の差があります

写真は、ミャンマー最北部のルビー鉱山(ナヤン鉱山)

から産出されたルビーです。

同じ出身地でもカット研磨すると色、透明度に差があり

ます。どちらが好きな色かは別ですが、左側の方が

無処理で美しいルビーとしては価値が高いのです。

右側は、赤色が薄いので、一般には「ピンクサファイア」

と呼ばれます。

  


Posted by 森 孝仁 at 19:36Comments(0)ルビー

2008年12月20日

本当に大切なものがわかる。。のは

あなたの命は明日までです。。。といわれたら?

人は、何か極端な体験をしたり、大変な思いをしたとき

本当に大切なものが感じられるのではないでしょうか?

不思議なことにアメリカワールドトレードセンターの

事件の後、しばらくはニューヨークで結婚する人の数が

劇的に増えたそうです。

思い出したくないひどい事件でしたが、大変な困難に

直面した(人の死に直面した)ことで、本当に大切な

ことが感じられたのかもしれません。

阪神大震災の時も、結婚は延期されなかった人が多い

と聞いています。

平へい凡々とした毎日の中で忘れかけていること

「私たちの命は限りある」ことを思い出したら。。。

今日もウキウキ、ドキドキした一日になるのでしょう。

写真は、橋本コレクションから、ヨーロッパ中世の

ビザンチン時代のエメラルドリングです。

橋本コレクションの素晴らしいのは、背景にある協会

のデザインがこのリングのデザインにどのように影響を

与えているのか垣間見ることができることころです。

橋本氏、諏訪会長をはじめ、宝官さん、末永さんの

研究の賜物です。

  


Posted by 森 孝仁 at 17:00Comments(0)今日の出来事

2008年12月19日

感じることを大切にしたい

感じることを大切にしたい

1995年に「ウィンドウズ95」が発売された時、新しいもの

好きの私は、TOSHIBAのラップトップコンピューターを買って

初めてインターネットなるものを体験しました。

「ワープロが新聞みたいになったな~」ぐらいにしか感じません

でしたが、それから、わずか15年後の今日、このブログも含めて

Webに頼り切った生活をしています。

チケットの予約、書籍の購入、社内の連絡事項から、友人との連絡

のやりとり、スケジュールの管理など個人的なことから、公共の

施設、設備までネット(情報網)がなければ成り立たない時代にな

りました。

「は、はぁ~ん。。。これを情報化時代と呼んでいたんだ」と今思うと

懐かしい言葉を思い出します。

あの時と今と、何が変わったのでしょうか?

その言葉通り「情報の量」が変わりました。何倍か?は分かりま

せんが、肌感覚では何百倍、何千倍? いやもっとでしょうか?

情報が多くなったおかげで、便利なのはいいのですが、情報を発信する

人の数も増えてしまい、今見ている情報が正しいのか、役に立つのか?

さえ分からなくなったのには困ります。

こういうどれが自分にとってよいのか?分かりにくくなってきたら何を

頼りにしたらよいのでしょうか?

私は、自分の持っている感性だと思います。

ある教授が、「人間の眼は、分光器では違いのわからない微妙な差を

当たり前に見分ける能力をもっているぞ」とおっしゃられていました。

色を見分けたりするものすべて感性ですね。

こういう難しい時代だけに、「勘」ならぬ「感」を研ぎ澄まして

行きましょう。

写真は、橋本コレクションのサファイアリング。

この時代の人々も今の人々も感性という視点ではあまり変わらないの

ではないでしょうか? ヒストリックリングを見ているとそう思います。


  


Posted by 森 孝仁 at 17:42Comments(0)今日の出来事

2008年12月18日

無事是貴人 ぶじ これ ひとにとおとし

モリスは、毎月 芳心会の主宰 木村宗慎先生から

お茶について勉強させていただきます。

その中から。。。師走の忙しい時期になると、

ドタバタと自分を見失うことも多くなるのですが、

「無事是貴人」ぶじ これ ひとにとおとし

外に目を向けてウロウロ、ドタバタしがちな私たち

ですが、忙しい時にこそ、すでに自分が持っている

ご縁など、素晴らしいものに気付いてください。

特別なことが起こらなくても、無事というのは日々

私たちの身近にあり、それを大切に見直しましょう。

さっ。。。分るだけじゃなく、そういう気持で晦日

(みそか=毎月の月末)の挨拶にでもいって下さい。

ということでした。大晦日というのは、年末だから

「大」がつくそうで、実は少し前まで京都では、

毎月の晦日はたいせつにされていたそうです。

忙しい時期だけに、身にしみます。

感謝です。

写真は、モリス三条本店のミヨテ店長が頭を丸めた

時の写真です。左側が店長、右側が弟さんです。

さすがは仏教国のミャンマー、店長もモリスに来ら

れてからもう2回も頭を丸めています。

  


Posted by 森 孝仁 at 06:20Comments(0)今日の出来事

2008年12月17日

「プロポーズ」の本を読んで 著書 桂由美

「プロポーズ」という本があります。

ブライダルドレスの著名なデザイナー「桂 由美」女史の著書ですが、

興味深い文章がありました。 

何でも。。。いまの若い人が結婚に憧れないのが少子化の原因だそうで。。。

(本文から)最近は結婚に夢が描けない若者が増えている。日本人が幸せの

表現が苦手だから幸せな人は、会話で話している相手の方の気持ちを考えて、

自分の妻のことを「愚妻」とか表現したり、「妻のことを愛している」なんて口が裂けて

も言わないのが日本人男性で、対してうまくいっていない夫婦ほど、その不満を外に

向けて発散するので、結婚については「上手くいっていない人の情報」が多くなります

。。。(本文)

それが広まって上記のようになっているそうです。 。。。なるほど。

そいうえば、私たち日本人男性は、「照れ」や「遠慮」があると思いますが、人前で

「愛の表現」は苦手かも知れません。

しかし、日常は、西洋も東洋も区別がつかなくなってきた今の時代ですから、

相手のことを気持ちのいい表現で呼んであげてもいいのかもしれません。

照れずに。

写真は、「指輪を手に取る会」の「橋本コレクション」の中からローズカットのダイヤメレ

が魅力的なリングです。














  


Posted by 森 孝仁 at 05:34Comments(0)今日の出来事

2008年12月16日

ルビー鉱山から育っていく坊や

ミャンマーのルビー鉱山「Mogok」のBallon layに

モリスミャンマーの現地社員イエッチョーが行きました。

撮ってきた写真に鉱区で働く方々のお子さんのものが

あり、あまりに表情がかわいかったので紹介します。

このやんちゃな顔。。

お子さんはどこの国も同じようです。

どんな景色を見て、どの様な人に育っていくので

しょうか?

  


Posted by 森 孝仁 at 18:40Comments(0)今日の出来事

2008年12月15日

ルネッサンス期のプロポーズの瞬間

結婚の申し出を受けていただけるのか? ノーなのか?

ルビーのリングを女性の指にはめながら、プロポーズ。

この男性の不安そうな顔を見て、そしてと男性の肩に手

をかけて余裕の表情を浮かべる女性をみると、この時代

の結婚の重みをうかがい知ることができます。

何でも、この時代は、宗教的に(キリスト教)結婚は

慎重に決めるような風潮があったようです。

何でも、ニコライ一世の時期に、エンゲージリングは男性

が経済的に打撃を受けるぐらいのものが丁度いい。という

レベルだったそうです。

給料の3か月どころではなかったようです。

そして、地位の高い人たちは、ルビーと金のリングが

「高額」の象徴として、よく使われたようです。

それを考えると、この男性の表情の意味がわかってきます。

この絵は、ダイアナスカリスブリック女史の著書で登場する

16th Lucas van Leyden, The Betrothal Koninklijk Museum

写真は、Photo Lukas Art in Flanders

のものです。



  


Posted by 森 孝仁 at 14:00Comments(0)ジュエリー

2008年12月14日

色が気に入っています

絵は面白いですね。

理屈ではなく感性が表現されているから、

見ていて飽きませんし、見るたびに表情

も違います。

私は、色のバランスが気に入っています。

  


Posted by 森 孝仁 at 21:04Comments(0)今日の出来事

2008年12月13日

素晴らしい職業 ジュエラー

ジュエラーになって幸せ

ジュエラーになって良かったと思う瞬間。それは、お召しに

なる方が、そのジュエリーをお着けになられた瞬間の笑顔を

拝見したときです。自分もつられて「ニコニコ」としている

はずですが、本当にありがたいことです。

ジュエリーが存在するところは、いつも「幸せ」がいっぱい

なのです。

ジュエリーをプレゼントして貰って嬉しくない人はいないと

思いますし、また送る方もその笑顔がたまらない。。。

その喜びをそばで見ていられる毎日。。。

ジュエラーという仕事は、ハッピーで素晴らしい仕事です。

今日は、西側からお越しになられた尊敬するジュエラーと

一時を共にし、そう感じました。

  


Posted by 森 孝仁 at 19:09Comments(0)今日の出来事