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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年12月15日

ルネッサンス期のプロポーズの瞬間

結婚の申し出を受けていただけるのか? ノーなのか?

ルビーのリングを女性の指にはめながら、プロポーズ。

この男性の不安そうな顔を見て、そしてと男性の肩に手

をかけて余裕の表情を浮かべる女性をみると、この時代

の結婚の重みをうかがい知ることができます。

何でも、この時代は、宗教的に(キリスト教)結婚は

慎重に決めるような風潮があったようです。

何でも、ニコライ一世の時期に、エンゲージリングは男性

が経済的に打撃を受けるぐらいのものが丁度いい。という

レベルだったそうです。

給料の3か月どころではなかったようです。

そして、地位の高い人たちは、ルビーと金のリングが

「高額」の象徴として、よく使われたようです。

それを考えると、この男性の表情の意味がわかってきます。

この絵は、ダイアナスカリスブリック女史の著書で登場する

16th Lucas van Leyden, The Betrothal Koninklijk Museum

写真は、Photo Lukas Art in Flanders

のものです。



  


Posted by 森 孝仁 at 14:00Comments(0)ジュエリー