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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年02月28日

これから。。。どうなるの?

昨日書いた、加熱して美しさを改良したルビーと 無処理で美しいルビー。。。

見た目では、分りません。

。。。これが問題なのです。 お客様が「ルビーの見分け方」をご存じなわけないし。。。

これからは、お客様が持ってきたルビーをその場で、

1)ルビーだということ
2)原産地
3)処理の有無

ぐらいは申し上げないと信用されない。。時代になるはずです。



さぁ~がんばって研究しようっと。  


Posted by 森 孝仁 at 21:42Comments(0)

2008年02月27日

何が? ちがうの?

無処理で美しいルビーと加熱処理をして美しさを改良したルビー。。。

どちらが良くて、どちらが悪い? という論議が良くされるのですが。。。

その違いについて、正確に情報開示すれば、あとはご購入される方が勝手に決めていただく

ので。。。そういう論議は意味がありません。



***違うのは、「希少性」です。 。。。それだけです。

な~んだ。。それだけか。。。って?

そうです。。。。それだけです。

でも、技術が一般的に広まる以前は、まだ人工合成ルビーが珍しかった時代、

1910年前後は天然ルビーよりも「人工合成ルビー」の方が値段が高い時期があった。。

って知っていますか?

希少性が下がっていったからです。 いまは、宝石とはいいません。

同じだとは言いませんが。。。

処理技術が発達して、どんどん増えている「加熱処理されたルビー」と

増やすことができない「天然無処理で美しいルビー」の違いはきちんと情報開示

する時代です。

これから、時間が経つとどうなるか? 

それも、説明したうえで、お客様がご判断いただくこと。。。

宝石は、長い月日残るものだから、ずっとやっていくジュエラーにとっては、

大切なことなのです。

ご意見のある方は、どうぞおっしゃって下さい。  


Posted by 森 孝仁 at 14:58Comments(0)

2008年02月26日

ルビーの加熱処理とは。。。

モリスは、無処理で美しいルビーにしか興味ありあせんが。。。

ルビーは一般的に、加熱処理をして美しさを改良しているものです。

だから、処理されているのか?無処理なのか?を見分けるのが得意です。

処理をしないと美しくないルビーを使って加熱の実験をしてるのです。

よく「あなたたちは、オタクか?」と言われますが、ルビーオタクって言われると

なぜか嬉しい。。。

さて。。。実験するルビーに内包されているこの結晶



600度で5時間加熱してみました。。。すると



ルビーの色が変わり、そして内包される結晶は白濁しました。

モリスは、ヤンゴンで加熱の実験を続け、自分たちの眼で見分けられるように

なりたいと努力しています。
  


Posted by 森 孝仁 at 21:11Comments(0)

2008年02月24日

ブルネイ王国 建国記念日

ブルネイ王国大使館主催の建国記念日パーティーがありました。

さすがは、地下資源の豊富なリッチなお国。。。

豪華なパーティーでした。



日本に一番近い、イスラム教の国 ブルネイ王国、人はみなニコニコ

としており、一度は行ってみたい国です。



ミャンマー大使とブルネイ大使が仲が良いのもなんとなく分ります。

祝 ブルネイ王国建国記念日 でした。  


Posted by 森 孝仁 at 21:34Comments(0)

2008年02月23日

ヤンゴンスイーツ

やっと関空に戻ってきて。。。。あまり美味しくないコーヒーをいただいて、

思い出しました。ヤンゴン スイーツ。



美味しそうなものから、このお兄ちゃんのお菓子のように、

なんだかよく分からないものまで、ズラリ。

お兄ちゃんのは、お豆の根っこを砂糖で煮込んだものだそうですが、

なぜか、牛乳と一緒に食べたら死ぬよ!とのことです。 

なんで? でも、やってみたくなるのは不思議です。

私が一番好きなのは、これです。



ココナッツ風味、白い部分はヤシの実、ベースは、もち米を砂糖と一緒に炊いたもの

だと思います。 おいしいです。

健康に良いかどうか? は分かりません。だって、モリスミャンマーのスタッフが、

高血圧によくない!って言ってましたから。。。。



「これ ちょーだい。。。」とやったら、おもむろにビニール袋にドサッと入れてくれます。

衛生上良いとか。。。いってる場合じゃありません。ここやヤンゴンですから。

なにせ、みな正直なんですから。。。。

食べるか食べないかは、自分の判断なのです。

  


Posted by 森 孝仁 at 10:00Comments(0)

2008年02月22日

空港で目にした微笑ましい。。。風景

タイランドのスワナプーン空港を出発してミャンマーのヤンゴンへ。。。

その途中、なんか「ニコッと」してしまう風景にであいました。



たまたま、チェックインするときにお隣にいらした、おばあちゃん/おじいちゃん夫婦。

もう、50年ぐらい一緒にいらっしゃるのでしょうか?

でも、二人ともまだ、新婚さんのような雰囲気です。

思わず。。。「仲良いですね~」と声をかけたら。。。

「Thank You!」と帰ってきました。。。

とても、とても、いい雰囲気でした。  


Posted by 森 孝仁 at 08:49Comments(0)

2008年02月22日

トロピカル。。。なタイランド

明日の早朝にヤンゴンへ到着するために、今晩はタイランドまでたどり着きました。

空港のホテル(Novotel)にチェックインしたら、部屋の外は「トロピカル」



Tシャツと短パンを着てウロウロしている人の横を真冬のコートを着て。。。

。。。なんかヘンな感じです。

不思議な事に、しばらくはコートを着ていても暑くない。。。???

明日はミャンマー日帰り作戦!です。

日本まで無事にたどり着けるのか?  


Posted by 森 孝仁 at 01:08Comments(0)

2008年02月21日

「宝」という字も。。。

中国の「宝」という文字。。。宝財。。。金銀財宝のイメージですが、



ある書家。。。いや、象形文字を研究されている先生にお聞きしたのですが、

甲冑文字の時代には、「貝」を貨幣として使っていたそうです。

ということは、昔は「うかんむり」=屋根の下にあった、

王様の貝=貨幣をいれた。。。缶だったのか?

感じは面白いですね。 省略された中国の漢字よりも、日本の漢字の方が

オリジナルな意味を残しているような気もします。。。が。
  


Posted by 森 孝仁 at 07:39Comments(0)

2008年02月21日

上海に着いたら。。。

上海のプードン(浦東空港)空港についたら。。。。

さっそく出迎えてくれました。



すごく、中国らしい。。。雰囲気です。

そして、いつも浦東空港から上海の中心地まで移動するときに使う

「Maglev」マグレブというリニアモーターカー。。。



400km/hの猛スピードで走ってくれますが、この京阪電車の3つドアのK特急の様な

向かい合って座る座席は、ちょっと苦手です。
  


Posted by 森 孝仁 at 00:04Comments(0)

2008年02月20日

Mori's

最高のルビーを使ってつくるハイエンドジュエリーです。

これは、3ctのビルマ モゴック鉱山から産出されたジェムクオリティーのルビーを

「現代の名工」丸川隆英先生がジュエリーに仕上げていただいたものです。

モゴックでは、ずっとその存在が噂されていた有名なルビーです。

Mori's。。。

デザインは「笹川先生」、腕の部分の唐草の手彫りは「田中先生」







  


Posted by 森 孝仁 at 16:15Comments(0)

2008年02月18日

ルビーの見分け方。。。のベースはJBS

ルビーの見分け方。。。JBS宝石品質判定では。。。

ここまで、説明してきたルビーの見分け方は、JBS宝石品質判定がベースになっているとは

申し上げたとおりですが。。。

まとめると

1)宝石種
2)原産地
3)処理の有無
4)美しさ
5)色の濃淡
6)欠点
7)サイズ

で品質を見分けようというものです。

一度JBSに行ってみては如何でしょうか?



本物の宝石のサンプルがたくさんあり、サンプルを見せてもらうだけでも勉強になります。

実は、モリスを創業した当時、妻子もいる私は、JBSの学校には行けず、宝石品質判定の

セミナーだけで始めましたが、お陰さまで「ルビーの品質」だけは、いままでどこの、誰にも

負けていません。

。。。畠先生ありがとうございます。

というわけで、ビジネスを考えられている方の宝石の勉強には

大阪のジャパンジュエリービジネススクールの宝石品質判定

が一番いいと思います。

「よいしょ」 ではありません。






  


Posted by 森 孝仁 at 19:57Comments(0)

2008年02月15日

夕焼けはなぜ? 赤いの?

夕焼けです。

キレイですが。。。なぜ赤いのでしょうか???



ニュートン。。。っていう雑誌で見たのですが、

夕焼けの赤は、「可視光線=目で見える光線」の中で一番、周波数が

低く、空気中のちりなどの影響を受けにくく地表に届くそうです。

太陽が地平線に沈んでいく夕方は、太陽の光が、大気圏に入ってから

地表までの距離が一番長くなるときだから、他の光は、チリなどに

ぶつかって地表まで届かないとのこと。地球は丸いからね。

???どういう理屈なの???

太い棒で壁に穴を開けるのは大変。。ですが、釘などの細いもので穴をあけるのは簡単。。。

要するに振動幅の小さい赤の光だと障害物の影響を受けることなくまっすぐに進むから。夕方のように、大気圏に入ってから埃っぽい大気の中を
長く通らないといけない時に、他の光は途中で止まってしまうんですって。

それだから、レーザー光線にも使われる赤い光線は、まっすぐ遠くまで届くんですって!

面白いですね

  


Posted by 森 孝仁 at 22:49Comments(2)

2008年02月14日

ルビーの見分け方。。。④

「美しさ」と「色の濃淡」を見分けたら。。。

次は欠点がないか?をチェックします。

例えば。。。



これは、加熱処理をしたルビーによく含まれる、液体インクルージョンですが、

まれに、無処理で美しいルビーにも含まれます。この液体インクルージョンが

テーブルの表面からキューレットまで貫通して内包されているルビーは、

衝撃を与えると、いとも簡単に「パカっ」と割れてしまいます。

これは「欠点」とみなした方が良いですね。

「最も頑丈な宝石」といわれるルビーらしくないですし。(最も硬度が高いのがダイヤモンド)

そのほか、テーブル面が大きいのに、薄っぺらいもの、逆にテーブル面が小さいのに

思いっきり深いもの。。などなど

欠点を見つけたら、お高い値段で、ご購入されないに限ります。  


Posted by 森 孝仁 at 07:47Comments(0)

2008年02月12日

これからのキーワードは。。。 



今回は、ルビーの見分け方。。。ではなく、

ちょっと思うことがあり。。

私たちジュエラーは信用がとても大切です。

宝石は、パッと見て価値が分かりにくいので、信用度を上げるにも時間がかかります。

信用は無くすのは一瞬です。。。

。。。で「信用」というところで気がついた!

お金って、大昔は石、動物の骨だったそうですが、その後、地金になり、金貨になって

その後、紙幣(紙に書いた価値)になって、いまは、クレジットカード。。。

電車に乗るにも「イコカ」「ピタパ」。。。信用でモノの価値と交換しています。

ようするに、私たちの仕事のかなめである信用は、結構「ナウい?」のかな?

で、私たちジュエラーの信用とは。。。 目の前にある宝石を見分けられるか?

どうかにかかっています。

例えば。。。お客様がお持ちになられたモノの価値が分からないで

でも、ジュエラーが見せてくれる宝石には、価値がある???といったら?

誰も信用しませんわね。

第三者(鑑別機関)の分析結果を丸のみにして、自分は、知らないから。。。では。。。?

これからのキーワードは、信用かもね。

私たちモリスはルビーはお任せ下さい。でも、ルビーだけしか無理。。。。

  


Posted by 森 孝仁 at 09:56Comments(2)

2008年02月11日

ルビーの見分け方。。。③

ルビーの見分け方。。。その③ は、加熱したルビーの内包物をご覧いただきます。

モリスミャンマーでは、加熱処理とは一体何かを自分たちなりに把握するために、

加熱処理をする機器を導入し、自社で加熱の実験を行っています。

モリスは天然無処理のルビーしか取り扱わないので、この実験では、美しさに欠ける

原石を「加熱したらどの様に変化をするのか?」研究するために加熱します。

*加熱処理しないと加熱が何か分からないでしょ。。。

では、加熱処理して変化したインクルージョンの写真をご覧ください。







この加熱して変化したインクルージョンについては、もう一度詳しくご説明いたしますが、

この様なインクルージョンが見えたら、要注意です。

第三者の鑑別機関(全国宝石学協会など)に分析していただいた方がいいと思います。










  


Posted by 森 孝仁 at 17:56Comments(0)

2008年02月10日

ルビーの見分け方。。。②

ルビーの見分け方。。。その②は、

処理をして美しくしたものか? 天然無処理で美しいのか? を見分けます。

実はこの技術が一番、重要かもしれません。

処理をしたルビーと無処理で美しいルビーは、何万倍もの希少性の差があるからです。

無処理で美しいルビーが1に対して、加熱処理をして美しさを改良したルビーは10,000。

当然、価格も全く違いますから大切なことです。

見分けるには。。。

ルビーのインクルージョン(内包物)を観察するのが一番、てっとり早く、かなり正確です。

要するに、天然無処理のルビーのインクルージョンと、加熱処理したルビーのインクルージョン

を見比べれば良いのです。。。

さて、天然無処理のインクルージョンを3枚ほど。。。







このようなインクルージョンが見えたら、無処理で美しいルビーである確率が高いのです。

モリスミャンマーのルビー研究所で自分たちで加熱する実験をしていますので、

明日は、加熱処理をしたルビーの内包物をご覧いただきます。

  


Posted by 森 孝仁 at 18:49Comments(2)

2008年02月09日

ルビーの見分け方。。。①

せっかくルビーを専門にしているので。。。

何回かに分けて、皆さんにルビーの見分け方を。

まずルビーは、伝統的に宝石の王様として君臨してきましたので、

合成石の種類が一番多く、処理改良方法も数多いのが特徴です。

やりがいがありますよ!



まずは。。。

目の前の赤い石がルビーかどうか?

日本で買う分には、まずコランダムだと思いますが。。。

人工合成ルビー、類似石(スピネル、ガーネット、ルべライト、レッドベリルなど)、

模造石(ガラス、プラスチックなど)があります。

人工合成ルビーに関しても、宝石の中でルビーが一番種類が多いから大変です。

(人工合成の種類が多いのも宝石らしいですね。。。)

私の場合は、ルビーかどうか見分けるのに、二色鏡を使って、その窓から見える

レッドとピンクの二色がはっきりと確認できればルビー。

一番ややこしいスピネルとは、これで見分けられます。

ただ、人工合成ルビーには、全く使えないので悪しからず。。。

人工合成ルビーの見分け方は次回。。。

二色鏡は、全宝協さん、中宝研さんなどで入手できます。

。。。小野商会さんでも手に入るのでは。。。

一度試してみてください。



  


Posted by 森 孝仁 at 23:17Comments(0)

2008年02月09日

人でいう「性格」。。。

天然で育つルビーには、必ずと言っていいほど「インクルージョン」が

内包されています。



どう思います? このルビー。。。



人でいうと「性格」ではないかと思うのです。

美しくて、性格がよかったら。。。いうことないですね。

ひょっとしたら。。。。美しさよりも 性格の方が大事だったり。。。

やっぱり人と似てます。。。  


Posted by 森 孝仁 at 10:12Comments(0)

2008年02月08日

気の毒な外国人。。。皇居前の観光バス



外国からやってきた観光客でいっぱいの観光バス。。。

しかも、この寒い中、天井がオープンのバス。。。

しかも、皆さん結構薄着で、顔は引きつっていらっしゃいます。

たぶんタイランドか、ベトナムに行ったついでに日本に立ち寄られたんでしょう。

なんというチョイス!!!

お気の毒に。。。  


Posted by 森 孝仁 at 18:10Comments(0)

2008年02月07日

セネガルのビラハムさん

友達のビラハムさんは、アフリカのセネガルから、遠くはるばる日本へ

とても、いい人です。

英語もフランス語も話せます。。。。というよりも、

日本以外では、3ヶ国語ぐらい話すのは珍しくないですが。。。

実は、3月でビザが切れるので、帰る前に食事でもしようという事になったのです。

一度帰ってしまうと、セネガルまで、そう簡単に行けそうにないし。。。

今度京都へ遊びに来てくれることになりました。清水寺でもご案内しようかな。。。



っで、全然関係ないのですが、このイタリアのワイン レ.マンフレディ。。。。良かったです。

フランスワインのように、最初と最後の味の変化はなかったですが、美味かった。
  


Posted by 森 孝仁 at 23:18Comments(0)