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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年09月13日

ルビー(宝石)を見分ける眼を持つということは。。



今日は、ある男性から、面白い質問

を受けました。

「あなたは、宝石商(ルビーが専門)

なのですが、あなたは宝石のどこに

価値を見ているのですか?」

「そもそも、宝石って何?」という

質問でした。

そうお聞きして即答する具体的な

「答え」は考えていませんでしたの

でちょっと慌てながら、

「いや~お金を出して買えるなら

喜んで頂く宝の石です。。よ」

と反射的に答えたものの、

普段セミナーで宝石とは、「美しく

希少で、経年変化の無いものです。」

などと偉そうにいってるのに、今日は

何と間抜けな答えだったのでしょう。

しかし、そのあと「そのお金よりも

価値があるというルビーは、うちの

おばあちゃんのルビーかもしれない

結構値段がしたみたいだよ」

という話になってしまいました。

そもそも、お金(貨幣価値)の価値

は日本ですと日本銀行が発行する紙幣

ですが、50年前と今とは同じ1円でも

買える物がまったく違います。

モノの値段が上がり続けていると

いうことは、貨幣価値は下がり続けて

いるということです。ましてや、

量産できない希少価値を持つルビーは

おっしゃるとおり期待できます。

というわけで、ひょっとしたら、

お家にあるおばあちゃんのルビーは、

無処理で美しい「宝の石」かも知れません。

見分けられる眼を持つということは

ご近所で「宝探し」ができるという

ことかも知れません。

というわけで、お見せいただくのが

今から楽しみです。

  


Posted by 森 孝仁 at 20:31Comments(0)今日の出来事

2009年09月13日

赤い宝石の文化はその昔に日本に伝わっていたかも

奈良県生駒郡斑鳩町にある世界最古

の木造建築物「法隆寺」。

小中高校と奈良県生駒で過ごしたの

で法隆寺はお馴染みのお寺です。

よく中学校の先生から、「柱の形は

古代ギリシャのパルテノン神殿の

柱の形と同じ、中国を通じて日本に

伝わったのだ」と教えていただき

ましたが、遣隋使がその時の先進国

「隋」より多くの文化財を持ち帰っ

てきたのでしょう。

古代ギリシャからエンタシスという

柱の形状が伝わったとすると

古代エジプトの太陽神の象徴である

「赤い宝石」が伝わった可能性も

あります。

少し飛躍しすぎかも知れませんが、

「日の丸」のルーツは太陽神だった

りするかも知れません。

法隆寺を見るたびにヨーロッパと

日本のつながりを思い出します。

写真は、Pen7月号の「世界最古の

木造建築 ゆるぎない風格」から。

  


Posted by 森 孝仁 at 07:50Comments(0)ルビー