2009年09月13日
ルビー(宝石)を見分ける眼を持つということは。。

今日は、ある男性から、面白い質問
を受けました。
「あなたは、宝石商(ルビーが専門)
なのですが、あなたは宝石のどこに
価値を見ているのですか?」
「そもそも、宝石って何?」という
質問でした。
そうお聞きして即答する具体的な
「答え」は考えていませんでしたの
でちょっと慌てながら、
「いや~お金を出して買えるなら
喜んで頂く宝の石です。。よ」
と反射的に答えたものの、
普段セミナーで宝石とは、「美しく
希少で、経年変化の無いものです。」
などと偉そうにいってるのに、今日は
何と間抜けな答えだったのでしょう。
しかし、そのあと「そのお金よりも
価値があるというルビーは、うちの
おばあちゃんのルビーかもしれない
結構値段がしたみたいだよ」
という話になってしまいました。
そもそも、お金(貨幣価値)の価値
は日本ですと日本銀行が発行する紙幣
ですが、50年前と今とは同じ1円でも
買える物がまったく違います。
モノの値段が上がり続けていると
いうことは、貨幣価値は下がり続けて
いるということです。ましてや、
量産できない希少価値を持つルビーは
おっしゃるとおり期待できます。
というわけで、ひょっとしたら、
お家にあるおばあちゃんのルビーは、
無処理で美しい「宝の石」かも知れません。
見分けられる眼を持つということは
ご近所で「宝探し」ができるという
ことかも知れません。
というわけで、お見せいただくのが
今から楽しみです。
Posted by 森 孝仁 at 20:31│Comments(0)
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