プロフィール
森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 天然石・パワーストーンへ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 京都情報へ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人

2009年04月11日

ミャンマー産のアクアマリンは無処理でも美しい

ミャンマーは、ルビー、サファイア、ヒスイで有名

な産地ですが、実はそれ以外にも様々な宝石が出ます。

例えば、アクアマリン。

アクアマリンは通常、加熱処理をして黄色味を除去して

水色に調色するのですが、ミャンマー産のアクアマリンは

まだ加熱処理をしていません。

その他、ダイヤモンドを含めた30種類もの宝石が産出する

産地です。

写真はミャンマーのモゴック鉱山から産出したアクアマリン

の原石です。

  


Posted by 森 孝仁 at 11:04Comments(2)今日の出来事

2009年04月10日

おしゃれパーティー春の宴

日本繊維新聞社の西本さんを中心に

西陣の田中伝さんなど着物を着ておしゃれに

パーティーしましょうと、3年前に始まった

「おしゃれパーティー春の宴」が京都山科の

洛東迎賓館で開催されました。

おしゃれであれば、特にドレスコードもなく、

協賛会社からの抽選会では、着ものの「帯」や

浴衣など、驚くような景品が出たり、

「NHK歌のお兄さん」澤田さんが着物で登場、

懐かしい「歌」のパフォーマンスもありました。

盛りだくさんで、楽しいひと時でした。

遠方の方は、九州や関東からいらした方もおられました。

いつも皆さんを喜ばしてくれる西本さんに感謝です。

写真は、「しあわせなら手をたたこぅ~」の

歌声に合わせて皆で盛り上がったときの図。

さすがは「よい子のヒーロー」プロです。

マイク一つで踊りだしたくなる雰囲気をつくってくれました。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:16Comments(0)今日の出来事

2009年04月09日

懐かしい話

名古屋に出張したとき、電車の中でひとめで

レスリングの選手とコーチと分かる4人が前に

座られました。

吉田沙保里選手と目の鋭い監督らしき人。

「オリンピック金メダリストだな、怪我のない

様に頑張ってほしいな。。」と思っていたら

その監督さん「栄先生」ではありませんか?

全日本レスリングの栄監督は、実は現役時代

母校(奈良県立添上高校体育科)の先生で、

学校のトレーニングセンターの2階がレスリング

の道場でしたので、そこでよく練習されていました。

思わず、「レスリングの。。」と声をおかけしました。

そうすると栄監督が「おれその学校の先生やってたよ」

と、とても懐かしい話になりました。

私の母校は県立高校としては、とても変わった学校で

スポーツに力を入れていました。

私の高校時代の担任は、モスクワ五輪の柔道代表(幻の)

副担任は、ロス五輪の飛び込みの金メダリストでした。

私の専門は、陸上競技の「円盤投げ」でしたが、スパルタ

の学校でしたので、体育科にはレスリングの授業がありました。

その授業の藤本先生は今は公式戦の「審判」をされている

そうです。

電話で連絡がとれたので、その話をしてみたら、

「2日前に吉田選手に試合で会ったよ」

「審判したのは俺だから。。」とのこと。

なんと世の中は狭いのでしょうか。

懐かしい思い出がドッとこみあげてきました。

ちなみに私は、高校の時に山口県で行われたインターハイ

円盤投げで出場したものの、大切な試合で3回ファール

して失格し、三年間の努力を一瞬でパーにするという

あまり思い出したくないものですが。。。

写真は、吉田沙保里選手。さすがに強そうでしたが、

しぐさのかわいい素敵な女性でした。

  


Posted by 森 孝仁 at 06:09Comments(0)今日の出来事

2009年04月08日

ルビーの色を和名で表すと

写真は、ミャンマーの最北部カチン州のナヤン鉱区から

やってきたルビーです。

出身地が同じでも、ルビーごとの個性があるのがご覧

頂けます。

もし自分が持っているルビーの色を一言でいい表そうと

すると日本古来の色の呼び方が便利かも知れません。

例えば、このビビットカラーの鮮やかなルビーは、

和名で呼ぶと「莟紅梅」(つぼみこうばい)色になります。



 クオリティースケールではS-4.5

そして次は、文字通りの真っ赤なルビー

和名では、「洋紅色」(ようこうしょく)、鮮やかな赤色と

いう意味で、江戸後期にオランダ経由で輸入された

メキシコの赤い顔料の赤色です。明治時代の文化人に

珍重されたそうです。(和の色辞典より引用)



クオリティースケールでは、A-5です。

これは、西洋でルビーとして一番好まれるルビーの色です。

和名は「紅絹」(もみ)の赤色、モミの名の由来は、紅花を

包んだ袋を揉んで出色したことから。



クオリティースケールでは、A-5.5です。

さて、最後に、春の到来を象徴するピンキッシュルビー

(ピンクサファイアとも呼びますが)の色目は和名で

「梅重」(うめがさね)と呼びます。



A-3

不思議なことに、和名で呼ぶことに親近感があります。

持つ人は、クオリティースケールの数値よりも和名で

記憶いただいた方が良いかも知れません。
  


Posted by 森 孝仁 at 07:58Comments(0)ルビー

2009年04月07日

太陽神とルビー(赤い石)

古代エジプトの第18王朝のフェラオで、18歳の

若さで他界したとされるツタンカーメン王のお墓

が80年ぐらい前に発掘されたのですが、王家の谷?

だったか、わかりにくいところにあって3000年ぐらい

盗掘などに遭わなかったために、宝飾品などの副葬品

がたくさん見つかったそうです。(テレビ番組によると)

ジュエリーでは、古代エジプトのツタンカーメン王の

モノはその当時に大切にされたスカラベ(再生、復活を

象徴する昆虫=糞転がし)やホルスの眼(タカの目)

などのモチーフに必ずと言っていいほど「太陽」に

模した赤い石(その当時はルビーは届いておらず、

カーネリアンと思われる)が登場しています。

「太陽神」を信仰していたからだといわれています。

自然を神様とするのは、日本の神社も同じことです。

最近は、化学技術では生命一つ創れないことがわかり

私たち人間も自然の一部なのだということに気づき

始めました。

進化も良いのですが、太陽の神様にお祈りしながら、

もう少しゆっくりでもいいのかな?と思います。

  


Posted by 森 孝仁 at 08:21Comments(0)ルビー

2009年04月06日

気持の窓。。RYO YAMASHITA先生のメガネ

写真は、日本に昔からある「江戸金枠」のメガネを

つくる作家RYO YAMASHITA先生のメガネです。

伝統的な江戸眼鏡文化を単にもう一度復活させる

のではなく、日本の自然感に基づいてメガネづくり

をされています。

一番印象に残ったのが、YAMASHITA先生のメガネを

着けられたファンの方が次々に訪れて、ものすごく

嬉しそうにメガネを見せてくれたことです。

眼鏡が人と人を結ぶホンわかした媒体になって

いました。

一番の気づきは、メガネをお召しになられている方

の眼をしっかりと見ることができました。

不思議ですね。眼鏡を見せていただこうと思うと

目と目が合うのです。

目と目を合わせて会話すると気持ちが通じるのですね。

そういう「窓」になっているんだなと思いました。

  


Posted by 森 孝仁 at 06:57Comments(0)今日の出来事

2009年04月05日

分かりやすいメッセージのルビーリング

昔から「愛」や「友情」を示すためにルビーが

使われることが多かったのですが、このリングも

「Ring」著者:Diana Scarisbrick女史の著書の

なかで、友情、愛をしめすリングとして紹介されて

います。解説文を引用しますと;

「1870年代につくられた、ローマのカステラーニの

ものと考えられるハートを差し出す手のモチーフの

リングは、古代ローマ時代のアップルを持つ手が

モチーフのヘアピンを流用しているようだ」引用ここまで。

とのことです。中世ヨーロッパでは、手のモチーフは

約束や契約を意味したといわれ、またハート形のルビー

は言うまでもなく「愛」を表現するものです。

ゴールドのグラニュレーションで有名なカステラーニ

は古物にも強く、自身が職人だったことから古くから

残るモノを新しく活かすのが上手かったのでしょう。

(金の枠がハート型で、ルビーは丸いカボション

カットですが)愛する誰かに贈ったものである可能性が

高いと思います。

お召しになられていた方は、このリングを見るたびに、

どの様なことを想ったのでしょうか。

実物が見てみたくなりました。

  


Posted by 森 孝仁 at 10:35Comments(0)ジュエリー

2009年04月04日

赤で美を競い合う

赤いルビーにひかれるのは、「なぜ」?

街を歩くと、赤信号もそうですし、「とまれ」

の標識など、重要なものに「赤」が使われている

ことが多いですね。

私自身が、20年ほど前に、あることで動体視力を

測定したことがありますが、その時に確認する

ための標的の色も赤でした。

JBSの校長、畠先生が「赤ちょうちんもだよ」と

おっしゃられますが、マクドナルドも赤ですね。

デニーズも。そういえば、青の看板はあまり多く

ないですね。

写真は、アフリカ プル族のお祭りの準備をする

女の子ですが、顔を真っ赤に塗っています。

これから、美しさを競い合うお祭りに出向きます。

真剣なまなざしから、彼女が出場するのか?と

思ったのですが、実は「美しさ」を競い合うのは

体を真っ赤に塗った男性だそうです。

女性は、審査する側とのことです。

男性も、女性も赤で化粧をして美を競い合う、

興味深いことです。

  


Posted by 森 孝仁 at 07:21Comments(0)今日の出来事

2009年04月03日

200年前のモザイクリング

Histric ring(橋本コレクション)からモザイク

のリングを紹介します。

1830年代のイタリア製、ゴールドのベゼルに

セットされたモザイクの細かい事に驚きます。

なんでも、この時代にローマへ旅行に来られた

方のためのお土産にされていたそうです。

勿論、この時代に海外に旅行できる人は限られた

人たちだったでしょうから、工芸品としてお土産

にされていたとしても不思議ではありません。

  


Posted by 森 孝仁 at 17:05Comments(0)ジュエリー

2009年04月02日

宝石の品質は高い方がいいのか?

今日、お客様とのお話の中で「宝石の品質とは何か?」

というとても大切なご質問をいただきました。

まず最初に「品質」を説明させていただく場合に最初に

お伝えするのが、高品質だからご購入されるのが良いとは

限りません。相性というものがありますから。。

それでは、JBS宝石品質判定の理論を引用して、

1)宝石種: 宝石の種類
2)原産地: とれた所
3)処理の有無: ルビーの場合は加熱処理や含侵処理など
4)美しさ: 見て美しいかどうか
5)色の濃淡:色の濃さ
6)欠点: 割れや欠け、破損につながる内包物など
7)サイズ: 大きさ(ct重さではない)

をチェックして宝石の品質を見分けます。

宝石それぞれに適当な色の濃さや色目がありますので、

伝統や慣習をもとに諏訪貿易さんの「クオリティースケール」

を用いるととても便利です。

さて、それでは最初に申し上げた「相性」なるものですが、

高品質であっても好きになれなければ、その人にとって

良い宝石ではありません。

これは、好きになって結婚したい人(相性のいい宝石)と

かっこいいハリウッド俳優(品質の高い宝石)との違いです。

私は、相性のいい宝石を探していただきたいと思います。

写真は、知る人ぞ知る京都のそば懐石料理「澤正」さんに

咲いている桃ですが、お花が2色に分かれています。

珍しいですね。

  


Posted by 森 孝仁 at 17:21Comments(0)今日の出来事

2009年04月01日

憧れの方々

昨日は、東京北品川のミャンマー連邦国大使館で

記念式典がありました。

会場には、あの「奥田重元氏」がいらしてました。

第二次世界大戦中に連合国の支配下にあったビルマ

(現ミャンマー)を「アウンサン将軍」とともに立ち

上がった義勇軍が解放したのは、あまりにも有名な話です。

そのお一人が奥田重元氏です。

右手には元首相夫人の阿部昭恵さん、

左手にデザイナーのコシノ女史、

「両手に花」の奥田氏を囲んで一枚。

阿部昭恵さんは、あのサイクロンの後もミャンマーに

行かれ、被害にあわれた方たちに物資を届けられたり、

マンダレーに学校を設立されたりと、そのご活動に

どれだけたくさんのミャンマーの人が救われたでしょう。

コシノ先生は、デザインという感性で世界に出て行かれた方。

ミャンマーにお世話になりながら、まだ何もできない私。

憧れの方々です。

  


Posted by 森 孝仁 at 11:15Comments(2)今日の出来事