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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年04月08日

ルビーの色を和名で表すと

写真は、ミャンマーの最北部カチン州のナヤン鉱区から

やってきたルビーです。

出身地が同じでも、ルビーごとの個性があるのがご覧

頂けます。

もし自分が持っているルビーの色を一言でいい表そうと

すると日本古来の色の呼び方が便利かも知れません。

例えば、このビビットカラーの鮮やかなルビーは、

和名で呼ぶと「莟紅梅」(つぼみこうばい)色になります。



 クオリティースケールではS-4.5

そして次は、文字通りの真っ赤なルビー

和名では、「洋紅色」(ようこうしょく)、鮮やかな赤色と

いう意味で、江戸後期にオランダ経由で輸入された

メキシコの赤い顔料の赤色です。明治時代の文化人に

珍重されたそうです。(和の色辞典より引用)



クオリティースケールでは、A-5です。

これは、西洋でルビーとして一番好まれるルビーの色です。

和名は「紅絹」(もみ)の赤色、モミの名の由来は、紅花を

包んだ袋を揉んで出色したことから。



クオリティースケールでは、A-5.5です。

さて、最後に、春の到来を象徴するピンキッシュルビー

(ピンクサファイアとも呼びますが)の色目は和名で

「梅重」(うめがさね)と呼びます。



A-3

不思議なことに、和名で呼ぶことに親近感があります。

持つ人は、クオリティースケールの数値よりも和名で

記憶いただいた方が良いかも知れません。
  


Posted by 森 孝仁 at 07:58Comments(0)ルビー