プロフィール
森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 天然石・パワーストーンへ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 京都情報へ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人

2009年04月13日

ミャンマー産のブルーサファイア

昨日に続いて、ミャンマーから産出される宝石の種類

のご紹介です。ミャンマーでは、ルビーと同じコランダムの兄弟分

「ブルーサファイア」も産出されます。

ミャンマー産のブルーサファイアの特徴は、少し紫味を

帯びたしっかりとした「青色」です。

もう産出さえていないカシミール産のサファイアを除けば

現存する産地で一番高額で取引されているサファイアだと

思います。

さて、ルビーと違ってブルーサファイアの原石は、大きい

モノが多いのですが、問題は色ムラです。

青い部分が限られており、透明無色のサファイアの原石に

青い色帯が入っており、その青い部分を残す様にカット

研磨してブルーサファイアにします。

注意が必要なのは、なるべく大きなルースにしようと、

キューレット(お尻のとがった部分)に青い色を合わせて

カットされたものです。キューレット以外は無色のサファイア

なのに、表から見たら巨大な青いブルサファイアに見えて

しまうので注意が必要です。

実際は、1ctのブルーサファイアなのに、上述の方法で

8ctになっているものを見たことがあります。ご注意下さい。

私の個人的な好みですが、写真のような優しい青色が好きです。


  


Posted by 森 孝仁 at 08:04Comments(0)今日の出来事