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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年08月30日

ルビーの重さを表すカラットとは???

ルビーの重さをカラット(ct)で

表します。宝石は紀元前から取引され

ていたとてもとても古い「価値」です。

その重さを天秤で量りましたが、宝石

の逆側にのせたのが、「カラット豆」

アフリカ原産のお豆さんで0.2g/個と

いわれています。

本当かと調べてみました。

。。。0.9955ctです。

(モリスにある全国宝石学協会の秤で)

四捨五入すると1ct=0.2gです。

いわれている通りです。

(その後に図ったお豆は1.3ct

ありましたが。。。)

ということは、06年にサンモリッツの

オークションで落札された約8ctの

ミャンマー産のルビーは、1.7gで

4億円以上したので。。1gで1億円以上

入札されたわけですね。

ちなみに金の純度を表すK=カラットとは

関係がありません。

写真は、そのお豆さんです。

赤いですが、ルビーではありません。

  


Posted by 森 孝仁 at 15:47Comments(0)ルビー

2009年08月30日

ルビーは、人が数を増やせないから。。難しくもあり。。

ルビーの原石の値段は面白いものです。

カット研磨したら驚くほど美しいものも

あれば、その逆もあります。

また、とてもとても希少ですが、カット

研磨する必要がないくらい原石の結晶が

そのままで美しいものもあります。

そして、鉱山主のポケットから出てくる

こともあれば、大理石の中から出てくる

こともあれば、既に誰かのコレクション

であるものを譲っていただくこともある

でしょう。

最近、原産地のミャンマーでは原石の

値段が上がり続けています。

確かにモゴック鉱山などでは、採掘量が

極端に減ってしまいましたし、ナヤン鉱山

もすでにルビーが採掘されなくなった鉱区

も多いことを考えると需要と供給のバランス

から値段が上がるのは当然です。

人がつくる事ができない資源というのが

キーワードでしょうか。。

よく、モリスはミャンマー産の無処理で

美しいルビーしかやらないので、鉱山の資源

が終わったらどうするの?

とご心配いただくのですが、何千年も前から

採掘されて大切にされているルビーは世界中

にあるはずです。

それを探せばいいのです。宝石は経年変化が

ないのが特徴です。古くならない価値なの

です。

その為に、モリスはもう7年間もミャンマー

産のルビーの研究を続けています。

原産国で原石が採掘されているうちに、

原産地で研究をするのが大切だと思った

からです。

私たちがルビーを専門にしているから。。

という訳ではなく、

「今のうちに手に入れておいたほうが良い宝」

かも知れません。

私たちも含めて。。。

写真は、今回みたルビーのインクルージョン

シルクインクルージョンが、なんだか

山の小道に見えました。。

  


Posted by 森 孝仁 at 09:00Comments(0)ルビー