2009年02月22日
ルビーとスピネル
ルビーと赤い色のスピネルはとても良く似ています。
エドワード王子の王冠に使われていたルビー(?)は
レッドスピネルだったなど、昔からルビーと間違われる
事が多かったようです。
実際に同じ鉱山から、同じように出てきますので、
見慣れないと間違えてしまいます。
スピネルの方が硬度が低いのですが、屈折率はルビー
よりも高く、キラキラした印象があります。
ジュエリーに着けて楽しむには、とてもいいと思います。
さらに、全体の産出量はルビーよりも少ない。
さて、同じところで産出されて、美しく、さらに全体量
が少ないのになぜ?ルビーのように高く評価されないのか。
実は、全体的な産出量はスピネルの方がルビーよりも少ない
のですが、産出される結晶のほとんどは美しく、
「美しい結晶」だけに限定して産出量を見ると
やはり、「美しいルビーの結晶」の希少性は群を抜いて
高いからです。
品質を見分けなければ、少ないのはスピネル。
品質を見分けると少ないのは、無処理で美しいルビー。
宝石は、「美しく」、「希少で」、「経年変化がない」
ことが大切な要素なのですね。
スピネルは、私たちに「希少性とは何か?」を教えて
くれる宝石です。
ちなみに、左側がルビー、右側がスピネルです。
エドワード王子の王冠に使われていたルビー(?)は
レッドスピネルだったなど、昔からルビーと間違われる
事が多かったようです。
実際に同じ鉱山から、同じように出てきますので、
見慣れないと間違えてしまいます。
スピネルの方が硬度が低いのですが、屈折率はルビー
よりも高く、キラキラした印象があります。
ジュエリーに着けて楽しむには、とてもいいと思います。
さらに、全体の産出量はルビーよりも少ない。
さて、同じところで産出されて、美しく、さらに全体量
が少ないのになぜ?ルビーのように高く評価されないのか。
実は、全体的な産出量はスピネルの方がルビーよりも少ない
のですが、産出される結晶のほとんどは美しく、
「美しい結晶」だけに限定して産出量を見ると
やはり、「美しいルビーの結晶」の希少性は群を抜いて
高いからです。
品質を見分けなければ、少ないのはスピネル。
品質を見分けると少ないのは、無処理で美しいルビー。
宝石は、「美しく」、「希少で」、「経年変化がない」
ことが大切な要素なのですね。
スピネルは、私たちに「希少性とは何か?」を教えて
くれる宝石です。
ちなみに、左側がルビー、右側がスピネルです。
