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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年04月11日

なるほど。。。

モリスは、ミャンマー産の無処理で美しいルビーの専門です。

ですから、加熱しているルビーと無処理のルビーを見分けるのが得意。

お任せ下さい!

よく「どうやって見分ける方法を勉強したの?」と、お聞きいただくのですが。。。

こたえは、「加熱処理をするとどうなるか?自分でやればよいのですね」ということ。

やってみれば良いわけです。 

それでは、例えば。。。宝石としては魅力のない 青すぎるルビーを。。。



700度で5時間加熱してみました。そしたら。。。



青味が取れました。。。モリスは加熱処理をして美しさを改良することに

興味がありませんが、色が変わることは確認できます。

加熱前のインクルージョンは、



加熱したらこうなりました。



きちんと変化しています。

モリスミャンマーのルビー研究所では、ずっと続けていることですが。。。

加熱する前と、加熱した後のデータを残し続けて、自分たちの眼を鍛えています。

いいルビーを見分ける目の基本は、処理されているか、されていないかです。

処理されたルビーと無処理のルビーの割合は、何万個 対 1です。

当然、原石の値段も、「月とすっぽん」です。

モリスにとっては、とても重要なことなのです。



  


Posted by 森 孝仁 at 09:32Comments(0)