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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年03月09日

ルビーの中に お稲荷さん?

ルビーの中には、様々な内包物(インクルージョン)が入っています。

それぞれが、そのルビーの指紋のようなもので、同じものが二つと存在しません。。。

。。。で、これは、キツネに見える糖蜜状組織(結晶が成長した足跡)です。



ルビーの中にお稲荷さんとは。。。縁起のいい話!  


Posted by 森 孝仁 at 13:37Comments(0)

2008年03月09日

語ることなく。。。教えてくれる

これは、有名な橋本コレクションのルビーリング



ルビーは、一目瞭然で「人工合成ルビー」だと分かるのですが、

ジュエリーは、とても丁寧につくられています。

このジュエリーの価値は、貴金属のジュエリーの部分だけ?

1900年初頭のジュエリーですが、ちょうどその頃に、フランスの

ベルヌイ博士がルビーの人工合成を成功させたので、まだ合成ルビーが

珍しかったころです。
珍しかったころ = 希少性が高かったころ。。。

技術が発達した今は、ベルヌイ法の合成ルビーなんか1ct で300円ぐらい?ですね。

需要と供給のバランスです。人が数を無尽蔵に増やせると供給過多になって

流通価格が下がっていく。。。っていうことの典型的な例かもしれません。

ヒストリックリングは、大切なことを、語ることなく、教えてくれます。

宝石とは、美しくて、希少で、経年変化がないもの。。。ということですね。

美しくて、希少ということは、感性が豊かな方がつくられたジュエリーも

貴金属工芸品として、やはり大切にしていかないといけないものなんですね。


  


Posted by 森 孝仁 at 06:34Comments(0)