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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2008年08月06日

宝石は、ジュエラーから。。

私たちジュエラーだと常識だけど、宝石をお買いになられる方にとっては、

よくわからない事もあります。

例えば、私たちが専門のルビー。。。

昔からルビーは、欧州のロイヤルファミリーや

サー ヘンリーリーがエリザベス一世に送ったリングに

セットされていたりと、特別な宝石でした。

。。が、最近になって、どこにでもある「赤い石」になって

います。

どこにでもある石を女王様に贈るわけないでしょ。

実は、30年ぐらい前から宝石として使えない品質の

原石を処理して宝石の品質に改良され、お店に並ぶように

なったのです。

最初は、処理しても技術的な問題によりやはり数量的に

少なかったのですが、最近では、技術が発達して、研磨剤に

しか使えないようなレベルの原石も宝石にできるようなりました。

これからは、処理してある宝石と、無処理で美しい宝石をきちんと

見分けてからご購入されるのがおすすめ。

なぜなら、このまま処理技術が発達し続けてたら、間違いなく

処理された石が激増し、いずれ希少性のない石になるからです。

宝石とは「美しくて」「希少性が高く」「年月がたっても変わらない」

のが条件ですから。

ジュエラーなら、専門学校で勉強することですが、

一般の宝石ジュエリーのファンの方々も知っておいた方が良いですね。

宝石の老舗「諏訪貿易」さんの会長 諏訪恭一氏の著書「宝石Ⅰ、Ⅱ」

でこの処理について分かりやすく解説されいます。参考まで。

それでは、どこにジュエラーなんているの?

。。。大阪駅 阪急百貨店地下のジュエラーの「仲庭さん」とか。。。

お持ちの宝石(モリスにはルビーしか持ってこないで!)をお持ちになって、

この宝石は、無処理なの?。。。とお聞きいただければ分かります。

「。。。これは、おそらく@@@産の加熱処理したものじゃないかな。。。」

と即答してくれるとしたら、安心ですね。

昨日、登場の「つるさん」なんて即効 「う~ん。。。これはね。。」と始まりますから。

写真は最新の技術で処理する前の原石です。 たとえば。。ですが、

モリスが無処理しかやらない理由。分かるでしょ。

宝石は、ジュエラーから。。





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Posted by 森 孝仁 at 18:19│Comments(0)ルビー
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