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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年09月09日

ルビーが先か?デザインが先か?

宝石ルビーを使ったジュエリーを製作

する場合は、ルビーがあってそこから

得られたインスピレーションがデザイン

に大きな影響を及ぼすと思いますが、

「図案」が最初にあって、そのデザイン

にあう宝石を探すという方法もあります。

私は、ルビーの品質によって、ルビー

ありき、なのかデザインが先なのかが

決まると思っています。

ダイヤモンドは、58面体のラウンド

ブリリアントカットの普及によって規格

化が進んだので、宝石が無くても図案

は描けたのですが、ルビーの場合はそう

はいきません。加熱処理をしたルビーで

無い限り、規定のサイズにカットするの

はナンセンスです。裸石で1.5ctを超える

ようなルビーの原石は、原石の形を優先

して形を決めますので、せっかく

デザイナーの先生がデザインしても

手に入ったルビーの印象が全く違うと

イメージが全く違ってしまいます。

ルビーをご覧頂いてから構想、図案を

考えるのです。

対して、カット研磨して0.3ctぐらいの

原石は数が豊富です。デザインが優先

することもできます。

要するに「出現率」によってルビーが

先か、デザインが先かが決まるといえ

ます。

皆さんがジュエリーをお探しになる際

は、その辺りも頭においていただける

と楽しいと思います。

2ctを超える大きさのルビーは、

日本チャンピオン

3ctを超える大きなルビーは、

オリンピックで表彰台

5ctを超える超特大ルビーは、

世界チャンピオン。

8ctを超えると

100mのウサインボルト並みでしょうか。

写真は、ダイアナスカルスブリック女史

Ringより16世紀の「おしゃれリング」です。

ルビーが先か?デザインが先か?

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Posted by 森 孝仁 at 07:54│Comments(0)ジュエリー
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