2009年05月15日
ルビーに教えてもらうこと
モリスは、「無処理のルビー」の中でもごく限られた
「無処理で美しいルビー」をいつも探しています。
文字通り「宝探し」がモリスの仕事なのですが、
希少な宝ものを探していて、色々なことを学ばせて
頂けます。そのひとつですが、長く残ってきた
ルビーのジュエリーを拝見すると、
「宝ものは私よりも長く存在していくものであり、
その存在を大切に守っていきたいと思わせるもの」
だということです。
身近にある「宝もの」といえば、「子宝」や「国宝」
など、特に子宝などは、確実に自分の存在よりも大切
なものであり、次に大切に引き継いでいくものと考え
てもいいと思います。
宝物を大切にしながら生きていくという「人」の行為に
より、その「宝もの」に持ち主の人格が刻み込まれていき
自ずと存在に厚みが増していくものだと思います。
1000年前のルビーを使ったジュエリーを拝見しいていると
何が「宝もの」なのか?ということを感じさせてくれます。
写真は、ルビーの内包物の写真です。
モリスミャンマーでは、カット研磨したルビーはすぐに
顕微鏡で内包物の撮影をするなどデータを取っています。
処理の有無を見分けるための研究を続けているからです。
なぜそんな研究が必要なのか?
処理をして美しさを改良し、無数に宝物に見えるモノの
数を増やそうとする行為が、子供がお母さんを作ろうと
する様なもので、何か変だと思うからです。

「無処理で美しいルビー」をいつも探しています。
文字通り「宝探し」がモリスの仕事なのですが、
希少な宝ものを探していて、色々なことを学ばせて
頂けます。そのひとつですが、長く残ってきた
ルビーのジュエリーを拝見すると、
「宝ものは私よりも長く存在していくものであり、
その存在を大切に守っていきたいと思わせるもの」
だということです。
身近にある「宝もの」といえば、「子宝」や「国宝」
など、特に子宝などは、確実に自分の存在よりも大切
なものであり、次に大切に引き継いでいくものと考え
てもいいと思います。
宝物を大切にしながら生きていくという「人」の行為に
より、その「宝もの」に持ち主の人格が刻み込まれていき
自ずと存在に厚みが増していくものだと思います。
1000年前のルビーを使ったジュエリーを拝見しいていると
何が「宝もの」なのか?ということを感じさせてくれます。
写真は、ルビーの内包物の写真です。
モリスミャンマーでは、カット研磨したルビーはすぐに
顕微鏡で内包物の撮影をするなどデータを取っています。
処理の有無を見分けるための研究を続けているからです。
なぜそんな研究が必要なのか?
処理をして美しさを改良し、無数に宝物に見えるモノの
数を増やそうとする行為が、子供がお母さんを作ろうと
する様なもので、何か変だと思うからです。

Posted by 森 孝仁 at 07:09│Comments(0)
│ルビー