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森 孝仁
森 孝仁
ルビーしかやらない。。けど、ルビーにはうるさいジュエラー「モリス」。
 「京都から世界に通用するハイエンドジュエリーブランド」をつくろうと。。。
気づいたらミャンマー、京都、中国、アメリカ。。。「多国籍ジュエラー」になっていました。
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2009年04月19日

歴史的なリングからデザインを学ぶ

写真は、橋本コレクションのHistric Ringに載っている

16世紀のルビーリングです。

インクルージョンや蛍光性があることからミャンマー産

であると思いました。

ミャンマー産では、標準の小粒なルビーが7つ使われて

いますが、小さなルビーでも7つ並べるととても美しく

立派に見えます。

良く見てみると、ルビーごとの色目がかなり違いますが、

上手く並べることで違和感を感じません。

ルビーの特性をよく考えて作られた素晴らしいデザイン

だと思います。この時代のリングですから裏からみると

金でふさいだ状態でルビーが見えませんが、ルビーの底

から金色が上手く映り込んで、性格の違う色目に統一感

を持たせています。これが、シルバーであったら色が

バラバラの印象が出ていたと思います。

今だと加熱処理をして作り出したルビーがあります

ので色合わせは簡単になっていますが、逆に1つひとつの

宝石に苦心した跡が見られないのがさみしいところです。

モリスは、難しくてもこれからもズッと無処理で美しい

ルビーだけを使っていきたいと強く再認識させてくれます。

古くから残っているジュエリーを見るといつもたくさんの

ことを学ばせていただきます。

歴史的なリングからデザインを学ぶ

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Posted by 森 孝仁 at 09:53│Comments(2)ジュエリー
この記事へのコメント
先日はお世話になりましたm(_ _)m
素敵なルビーリングですね♪
まさに温故知新とはこのことですね!
Posted by emi at 2009年04月19日 23:13
emiさんへ
コメントありがとうございます。素敵なリングでした。いつも思うのですが、どのような方が、どのような気持ちでお召しになられていたのか?私たちが着けているジュエリーも思い出をいっぱい詰め込んで残していきたいですね。
Posted by 森 孝仁森 孝仁 at 2009年04月20日 22:06
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