弥生時代のジュエリーにジュエリーの本質を見る

森 孝仁

2009年11月08日 06:48

指の骨と歯を首から下げていた

弥生時代の人々。。

日本装身具史(東京美術)より
引用した写真と文章をご覧ください。

引用ここから)
群馬県八束脛遺跡から発掘された
人間の指の骨と歯。当時の人々は
これを大事にネックレスに加工した。
愛しき人といつまでも生活をともに
したいとのおもいからであろうか。
時代が変わっても人間の営みは変わ
ない。死者をいつくしむ深い愛情が
うかがえる。
(引用ここまで)

愛しき人といつまでも。。。の

気持ちが表れたジュエリーと

いえるのでしょうけど、今では

考えられない発想ですが、いまの

ように病院も無く、愛する人が

逝ってしまうことが多かった時代

です。

どうしても一緒にいたいという

気持ちの表れだと思います。

ジュエリーの本質を感じるのです。

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