縄文のヴィーナス

森 孝仁

2009年10月24日 20:45

日本のジュエリーの歴史を調べ始めた

のですが、今日は岡山県立博物館で

縄文時代の土器、土偶を見てきました。

その中で、縄文のヴィーナスと呼ばれる

長野県棚畑遺跡から発掘された土偶の

実物を見てこの時代にはすでに立派な

ジュエリーがあった様です。

頭の部分のちょうど耳の上あたりに

渦巻状の装飾が施されていましたが、

髪の毛を結って何かで飾ったように

思います。

時代は縄文中期、5500年前の女性の

土偶がそのころの美意識を感じさせ

てくれます。この頃にはすでに動物

の牙や爪を使ったジュエリーは存在

していましたが、着けている姿を見

たのは初めてです。

この後の土偶は、宇宙人のような姿

をしたものが登場しますが、全身

宝飾品だらけに見えます。

勾玉のネックレスができる直前です。

写真は、ヴィーナスが発掘されたとき

のモノで、今回の展示会の資料より

引用しました。

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