縄文のヴィーナス
日本のジュエリーの歴史を調べ始めた
のですが、今日は岡山県立博物館で
縄文時代の土器、土偶を見てきました。
その中で、縄文のヴィーナスと呼ばれる
長野県棚畑遺跡から発掘された土偶の
実物を見てこの時代にはすでに立派な
ジュエリーがあった様です。
頭の部分のちょうど耳の上あたりに
渦巻状の装飾が施されていましたが、
髪の毛を結って何かで飾ったように
思います。
時代は縄文中期、5500年前の女性の
土偶がそのころの美意識を感じさせ
てくれます。この頃にはすでに動物
の牙や爪を使ったジュエリーは存在
していましたが、着けている姿を見
たのは初めてです。
この後の土偶は、宇宙人のような姿
をしたものが登場しますが、全身
宝飾品だらけに見えます。
勾玉のネックレスができる直前です。
写真は、ヴィーナスが発掘されたとき
のモノで、今回の展示会の資料より
引用しました。
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