ルビーを使ったエイグレット
昨日に続いて
「プリンセスの輝き ティアラ展」
から、かわいいフクロウのモチーフ
がもちいられたエイグレットを見つけ
ました。
ワンポイントでルビーとサファイアが
使われていますが、作品解説書P112
には、下記のように記されていました。
(本文引用)
ウィロビー家のフクロウのエイグレット
金/銀/ルビー/サファイア/ダイヤ
モンド
イギリス製
個人蔵
1860年頃
。。。フクロウはウィロビー家の旗印で
あり、一族から出たミドルトン男爵の
夫人たちがこのジュエリーをティアラと
して、あるいはストマッカーブローチ
(ドレスの腹部につける大型のブローチ)
として着用した。一族の紋章を表すジュ
エリーを所有しているイギリス貴族は他
にもいるが、この作品はその素晴らしい
品質とフクロウの気まぐれな印象によっ
て、際立ったジュエリーとなっている。
(引用ここまで)
なぜかわいい「フクロウ」なのか分かり
ました。私は個人的に「福来ろう」?
が好きなのでこのエイグレットに目が
行きましたが、解説にもあるように、
かわいいフクロウと堂々としたジュエ
リーのマッチングには、人をニコッと
させてくれる「力」があるように思い
ます。
この他にも、この時代の動物をモチー
フにしたジュエリーの目の部分には
ルビーが使われていることが多いです
ね。やはり小さくても存在感があるから
でしょう。
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