アンティークジュエリーでみるルビー
これは、19世紀のイギリスで作られたといわれる
アンティークジュエリーです。
とても丁寧に作られたピンブローチです。
ルビーは、その内包物や色などからミャンマーの
モゴック鉱山のものだと思われます。
もちろん無処理ですが、この美しさで、よくこれ
だけ色やサイズをあわせたものだと感心します。
1888年に旧ビルマにイギリスがルビー鉱山会社を
設立しモゴック鉱山のルビーの採掘を始めました
ので、時代的にイギリスへ良質なルビーが流れて
いった頃です。
この頃よりもう100年ぐらい前の時代になると、
ミャンマー産のルビーは、もっと品質が低く、
複数ルビーを使っているものでは、表情がまちまち
になっています。
これから、ミャンマー産のルビーは減っていくで
しょうから、大切にしておきたいと思います。
これは、京都三条本店に置いてあるジュエリーです。
モゴック産のルビーだからコレクションにしました。
山口遼先生からわけていただいたものです。
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