ルビー色(赤)は日本最古の色名
昨日は、三条本店のアフリカンジュエラー
ビラヒム君がお世話になっている方に
お助けいただいて「ルビーランチ」
を開催しました。
ランチを頂いた後にルビーのお話をさせて
いただき楽しい時間を過ごしました。
そこで、リクエストを頂戴しました。
「宝飾文化といえばヨーロッパの話ばかり
なので、日本のジュエリーの歴史の話は
ないの?」
。。。おっしゃる通り、日本は平安時代
から江戸時代の後期までヨーロッパと
比較してジュエリーを使わなかったよう
です。しかし、本当に無かったのか?
という事で、次回の宿題になりました。
それでは、まずルビー色(赤)から。。
「明」(アケ、アカ)が語源とされる
日本の「赤色」も人類共通の普遍的な
意味があるようで、縄文時代の土偶や
埴輪(はにわ)には赤く塗られた人物
像が多く祭祀的な意味合いが強かった
。。とどこかで読んだ様に記憶して
います。
この様な、呪術的、魔除けの意味合い
が強いのは世界共通ですが、
視覚デザイン研究所の「和の色辞典」
によれば、赤は日本最古の色名との事
「歌舞伎の赤い隈取りは、正義、
情熱の持ち主を表す」(*和の色辞典
より引用)と記されています。
。というわけで、ルビーもしくは
ルビー色(赤)をテーマに日本の
宝飾文化を調べてみようと思います。
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