東寺を建立した空海さん「宝を見分ける眼を持ちなさい」。。と

森 孝仁

2009年08月14日 08:15

香川県の庄内半島付近は、弘法大師

いわゆる「空海さん」が生まれたところ

です。その空海さんの言葉に。。。

「解宝の人は鉱石を宝と見る」

すぐれた山師は、一見何でもない石ころ

から宝を見つける。。という意です。

実は空海さんは「高野山」を開く前に

山から山へと渡り修行をされていたそう

です。その時に出会った「水銀」などを

掘り当てる「山師」と仲良くされていたそう

で、本物かどうかを見分ける眼をもった山師

と行動を共にしたこともあったようです。

この言葉の意は、「本当に宝を見つける人

は足もとの普通の石に見える宝も見逃さ

ない。。。見分ける眼を持とう」

ということです。

おばあちゃんが普通に使っていたルビーが

実は、「ビルマ産の無処理で美しいルビー」

かも知れません。。。

古くて価値のあるルビーに見えないからと

いって粗末になさらないで、一度お見せ

下さいね。

写真は、大日寺住職「大栗道栄」氏の著書

「空海のことば」で、今日のことばもこの本から。。


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