交換するのに便利なのが通貨
物々交換で経済活動が成り立つのか?
どうかは、分かりませんが、ミャンマーの
田舎では、ルビーやその他の宝石が資産
として物々交換の対象になっていますし、
特別なルビーは、海外のオークションなど
で高い価値を認められています。
2006年のジュネーブで行われたオークション
では、8ct(2g以下)ぐらいのルビーが日本円
で4億円を超えたはずです。
もちろん、そのようなルビーは普段目にする
事はありませんが。。。
ルビーぐらい長く「宝」として各国で認められ
ていれば、むしろ、貨幣より価値の安定した
ものと考えても良いかも知れません。
注*(既にアクセサリー商品に加工されて、
経済活動の中に組み込まれているルビー
ではなく、まだ加工される前の
「特別な原石」については、伝統と慣習
により確固たる価値が存在しています。)
さて、ルビーを「宝もの」と位置付けて
物々交換をしている風景を想像して見て
下さい。せっかく1ctあったルビーを
お釣りがないから半分に割って。。。
など考えられません。とても不便です。
やはり、お金「貨幣」はとても便利な
「信用状」「チケット」なのだなと感じ
ます。交換したい価値に応じてお釣りも
しっかりでますし。
希少性の高い宝物「ルビー」を見ている
とこの非常に原始的な目線で貨幣の便利さ
を感じることができます。
日本円、ドル、ユーロなど色々とありますが、
私の頭の中は、電子マネーを使っている
時でさえ。。「0.1ctのルビーが。。何個」
となっています。(冗談です)
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