ヨーロッパ宝飾芸術の著者 山口先生のご自宅で。。。

森 孝仁

2009年10月29日 16:35

昨夜は、日本における西洋宝飾

文化史研究の第一人者山口遼先生。

すぐわかるヨーロッパの宝飾芸術

(東京芸術)の著者であり、

元ミキモトの常務を歴任されてい

ました。

今回は、ジュエリーネモトの

根本社長の大胆な発想で、横須賀

の佐々木社長と同年代ジュエラー、

そして同年代の日本ゴールドチェーン

の渡辺さんで、厚かましくもご自宅

までお邪魔してお話しを聞いて

みようという事になりました。

心に残る話は山ほどあるのですが、

ひとつとても強く印象に残ったのは、

イギリスのロイヤルファミリーの

歴代のティアラの枠が今も飾られて

いるということです。宝石を外して

枠を残しているのですが、ロイヤル

ファミリーとて宝石を自由に集めら

れずに、先代のティアラから宝石を

はずして使いまわしていた。。

その希少な宝石を今の私たちは大切

にしているのか?

ひょっとすると人工的にできるもの

と混同してしまい、本当の宝物を

粗末にしていないだろうか?

と強く感じました。

素晴らしい学びの機会をいただいた

ことに感謝するばかりです。

そして、ご案内いただいた山本さま、

豪快な企画を思いついた根本社長、

ありがとうございました。


関連記事