私たちが、宝石の品質を見分けるのは

森 孝仁

2009年05月08日 13:44

お客さまにご質問いただきました。。。

「難しいことを考えなくても宝石は見た目がキレイだ

ったら良いのよ。。でしょ。品質なんてどうでもいいの

よ、買うのは私なんだから。。。」なるほどです。

しかし、おすすめする私たちモリスジュエラーは、

キレイだったらいい。ではプロとして許されません。

宝石とは、「美しく」「希少で」「経年変化のない」

という定義があり、それを説明する責任があるのです。

そして説明するときに道具として使うのが品質判定

の技術です。そして品質を明らかにした上で、

お客様がお求めになられる価値があるかどうかを

ジュエラーとして説明させていただくのが仕事です。

例えば自動車を販売する人が、

「これは、書類によるとトヨタです。。自動車です」

なんて説明したらお客様は激怒されると思います。

「これはトヨタの~という車で、特徴は。。」と

キレイに説明されますね。それと同じです。

ただ、分かっていればいいだけで、お客様がお聞きに

ならない場合は、黙っておいた方がいいかも知れませ

んね。

でも、そっと申し上げたいのは、知っておいた方が

30年後の大きな喜びとなって返ってきますよ。。。と

いうことです。




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