女性に認めてもらおうと。。。
今日は、東京の国際文化会館にて、あの「橋本コレクション」
を手にとって研究する会がありました。
世話人の宝官さん、末永さん、そして会を取りまとめていただく
諏訪会長のご尽力により開催されています。
写真は、ルネッサンス時代のゴールドリングです。
16世紀後半と推定されるこのリングは、ショルダー部分と
ベゼル部分にエナメルで美しい装飾がほどこされています。
エナメルをはじめこの頃のリングの装飾は、職人の先生に
よると丁寧な作りがされているとのことです。
私は、以前書物(Ring ダイアナスカルスブリック女史著)
で、ルネッサンス期のリングの装飾が
すぐれているのは、男性が女性に結婚を申し込む時に
財産的に大きなダメージを受けるぐらいの高価なものを
送ることで、男性がどれだけ、その女性に本気なのかを
示した、と読んだことがあります。
そうだとすれば、男性が女性を驚かそうと、喜ばそうと
ドンドンとジュエリーが進化していったことになります。
女性に認めてもらおうとする男性のパワーは凄いのかも
知れません。
ただ、カットの工法から見て、ダイヤモンドはオリジナル
でないかも。。諏訪会長談
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