地球にやさしいではなく「地球が優しい」
筑波大学の名誉教授の村上和雄氏(遺伝子の専門家)
は著書(生命の暗号)で、「地球にやさしいとは
人間の傲慢です。地球が優しいというべきです。
地球が先なんですから。」といっておられます。
「長い地球の歴史の一番最後のほうで、子供が
ちょっと勉強して、自分は親より偉い、だから
親に優しくしよう、といってるようなものです」
「地球は人間の生命を生み出したけど、人間は
大腸菌の生命一つすら生み出せないことを知る
べきだ。。。」とも書かれています。
とても素晴らしい視点だと思います。
地球から生まれてきた人間は、優しく。。なんて
傲慢なことを考えずに、感謝すればいいのだと
いうことです。
ルビーと向き合っていて、自然の宝石、無処理の
宝石の意味をどのように解釈していいのか?
いつも意識していますが、とてもいいきっかけを
頂きました。
写真は、Mogok鉱山のダッタオのルビーの原石です。
関連記事