地球にやさしいではなく「地球が優しい」

森 孝仁

2008年12月06日 07:12

筑波大学の名誉教授の村上和雄氏(遺伝子の専門家)

は著書(生命の暗号)で、「地球にやさしいとは

人間の傲慢です。地球が優しいというべきです。

地球が先なんですから。」といっておられます。

「長い地球の歴史の一番最後のほうで、子供が

ちょっと勉強して、自分は親より偉い、だから

親に優しくしよう、といってるようなものです」

「地球は人間の生命を生み出したけど、人間は

大腸菌の生命一つすら生み出せないことを知る

べきだ。。。」とも書かれています。

とても素晴らしい視点だと思います。

地球から生まれてきた人間は、優しく。。なんて

傲慢なことを考えずに、感謝すればいいのだと

いうことです。

ルビーと向き合っていて、自然の宝石、無処理の

宝石の意味をどのように解釈していいのか?

いつも意識していますが、とてもいいきっかけを

頂きました。

写真は、Mogok鉱山のダッタオのルビーの原石です。


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