痩せたお釈迦さま

森 孝仁

2008年09月07日 21:55

これは、先日ミャンマーのヤンゴンに居たときに撮影した

「痩せたお釈迦様」の像です。

場所は、ヤンゴンの町の真ん中「ス―レーバゴダ」です。

日本でも書籍などで、痩せておられるお釈迦様を目にしますが、

苦行をされて、一生懸命に悟りを開こうとしているのだな。。。と

しか思っておらず、深い意味は知りませんでした。

現地の人に聞くと、お釈迦さまは、太っていたそうです。

何せ王子様ですから。

ある日、丸々と太って何も不自由ない時期に、病気なられた人、

年老いた人などに出会い、自分が恥ずかしくなったそうです。

そして、その後、修業の身になり苦行を重ねられたとのこと。。。

しかし、やせ細ってしまい、何もできなくなりました。

完璧を求めすぎたのです。

そして、悟りを開いたお釈迦さまがおっしゃられたのが、

「どちらでもない。。。その中間」だったそうです。

やりすぎは、どちらも良くない、悪すぎるのも良くない、

正しすぎるのも良くない。。。

その中間がいいのですよ。

とおっしゃられていました。

そこまで知りませんでした。


関連記事