本当にあった話。。。

森 孝仁

2008年01月12日 16:30

本当にあった話です。。。



ある女性が、思い立ってスペインのバルセロナからマドリッドまで(たぶん700kmぐらいある?)

歩いて横断する。。。と連絡をいただきました。なんでも、昔のキリスト教徒があるいた道だそう

です。それで、女性一人旅。。。なのでルビーのネックレスをつけて行きたいと1本お求めいただき

「いってらっしゃい。。。」、

次のお便りは、出発直後にバルセロナからお葉書をいただきました。順調のようです。

。。。で次はマドリッドから電話です。。。しかも日本大使館から。。。「なんで???」

「。。。」かなり落ち込んでおられる様子でした。

なんと。。。強盗に、「やられましたぁ~。。。」とのこと。

なんでも、マドリッドまでついた日に「強盗」にあったそうです。

気を失っている間に身ぐるみを剝がれてしまい。。。異国で一文無しに。。。

旅している最中に覚えたスペイン語で、何とか日本大使館へ逃げ込んだそうです。

その日本大使館からお電話いただいたのです。

「でも、そんな大変な時に、なぜお電話いただけたのですか?」とたずねました。

なんでも、大使館職員が言うには、

「身ぐるみはがれてパスポートも靴も時計も指輪も全部やられているのに。。。

なぜ、その高そうな宝石置いていったのだろうね??」。。不思議がったそうです。

ネックレスが残っていることに気がついたそうです。お身体は無事だったそうです。

「るびー君が守ってくれたのよ!」。。。ということでお電話いただいたのです。

でも、話はこれで終わりません。これには続きがありまして。。。

10日ぐらいしてもう一度電話がありました。

残念なことに「命の恩人が、消えた。。。。ぁ~。。。」ですって。

一生の宝ものと思っていたルビーがこつ然と消えてしまったというのです。

あら~。。。「でも、昔から言うではないですか。宝石が割れたり、なくなったりするのは、

持ち主を守ったって」。。。という「ほんまかいな?」っていう本当にあったお話です。

そのルビーは仕事を全うしたのでしょうか。。。