1580年のホッグバッグダイヤモンドリング
橋本貫志氏のヒストリックリングコレクションから。。。
1580年代のホッグバッグダイヤモンドのリング。
豚の背のような形にカットされたダイヤモンドは今となっては幻のカットです。
四葉飾りのボックス型ベゼルには、(現代の名工、丸川先生いわく)
和彫りと同じ工法できれいに加工されています。
洋彫りだと、刃を引きながら彫っていくところを、和彫りはたがねで叩いて
いくそうです。
当時は、上からエナメル加工されていた跡があるのですが、
地中に埋もれている間に、剥離してしまったようです。。。。
私個人的には、エナメルよりも、この彫りだけの方が
味があっていいと思うのですが。。。
ルネッサンス期の特徴的なスタイルです。