ルビー(宝石)を見分ける眼を持つということは。。
今日は、ある男性から、面白い質問
を受けました。
「あなたは、宝石商(ルビーが専門)
なのですが、あなたは宝石のどこに
価値を見ているのですか?」
「そもそも、宝石って何?」という
質問でした。
そうお聞きして即答する具体的な
「答え」は考えていませんでしたの
でちょっと慌てながら、
「いや~お金を出して買えるなら
喜んで頂く宝の石です。。よ」
と反射的に答えたものの、
普段セミナーで宝石とは、「美しく
希少で、経年変化の無いものです。」
などと偉そうにいってるのに、今日は
何と間抜けな答えだったのでしょう。
しかし、そのあと「そのお金よりも
価値があるというルビーは、うちの
おばあちゃんのルビーかもしれない
結構値段がしたみたいだよ」
という話になってしまいました。
そもそも、お金(貨幣価値)の価値
は日本ですと日本銀行が発行する紙幣
ですが、50年前と今とは同じ1円でも
買える物がまったく違います。
モノの値段が上がり続けていると
いうことは、貨幣価値は下がり続けて
いるということです。ましてや、
量産できない希少価値を持つルビーは
おっしゃるとおり期待できます。
というわけで、ひょっとしたら、
お家にあるおばあちゃんのルビーは、
無処理で美しい「宝の石」かも知れません。
見分けられる眼を持つということは
ご近所で「宝探し」ができるという
ことかも知れません。
というわけで、お見せいただくのが
今から楽しみです。
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